初ハマム
お風呂セット(というほどのものも持っていなかったけど)を持っておじさんの後をついていく。中心部から離れる方向に早歩きで約10分。玄関がタイル貼りになっている建物の前でおっちゃんは立ち止まり(ちょっと離れたところで恥ずかしがるあたりがかわいい)、あそこがハマムだという。お礼を言うとおじさんは帰っていった。(なんて親切なんだ!)入り口にも何の表示も看板もなくて、一人で来ていたらわからなかっただろうと思う。
行ったのは女性専用ハマム。日本の銭湯だと1つの建物内に男性用/女性用のお風呂があるけど、ここは女性用のみのハマムらしい。中にはいるといきなり番台と着替え部屋がある。番台で1ディナールはらう(言葉が全く通じないので、まわりの人の様子を確認してやっとわかった)と、係りのおばさんらしき人がやってきて、バケツをひとつくれる。どうもこれが桶がわりらしい。まわりにはでっぷりとしたおばさんや、すばらしく体の締まった若い女の子がいて、こちらをじろじろと見るので服を脱ぐのが恥ずかしい。するとまた係りのおばさんがやってきて、なにやってんだ、さっさと脱ぎなさい!みたいなことを言っている。
服をぬいだあとは、風呂場部分に、入るとムッとした空気に触れる。サウナみたいなもんだ。中は、いくつもの小部屋にわかれていて、個々の部屋の中に小さい(手足が洗えるくらいの)浴槽と蛇口がある。まずはそこで体や頭を洗う。そしてそれがすむと、中央にあるでかい広場に向かう。そこにはあかすりおばさんが何人かいてお客さんは、列を作って順番を待っている。湯冷めしないように、バケツにお湯をはってそこに足をつけてる人が多いので早速真似する。
やっと私の番だ。あかすりの代金は先払いみたいだ。これまたいくらかさっぱりわからないので、硬貨を手のひらに何枚か載せて、好きなだけとってくれ、というジェスチャーをするとおばさんは、1ディナールとった。で、早速あかすりスタート。
おばさんは、ものすごい力で私の体にたまった垢をすりだしていく。で、途中で"ひっくりかえって"とか、"あたまはこっち"とかいろいろ指示されながら、約20分ほどであかすり終了。再び個室にもどり、あかを落としてさっぱり。うーんっ2ディナールでこれはお得だな〜。とニッコリしながらホテルに戻る。
ホテルに戻るとフロントのおじさんが、ハマムどうだったか?と聞くので最高だったよ〜!ありがとう。というととっても嬉しそうにまわりの人たちにこの日本人はハマムに行ってよかったってさ〜とちょっと自慢するように言っていたのが印象的。
しかしハマムは気持ちいい。