ケロアンへ
翌朝、朝一番のケロアン行きバスに乗るべく夜明け前の暗い街をちょっとびくびくしながら歩く。自慢ではないが、私はかなりの小心者で特に夜の暗がりに弱いのだ。ガイドに乗っていた駅前のバスステーションに到着。だが、オフィスは閉まっており、バスが出発する気配もない。不安にとらわれた時、ちょうど一台のタクシーがとまった。"ケロアン行のバスがでるところまで連れて行ってください!"とお願いするとおじさんは、了解!とばかりに快調に車を飛ばす。と、到着したのは、何のことはない昨日ガベスからのバスが到着した所だった。こちらの方はまだ夜明け前だというのに、人で賑わっている。
無事バスに乗り込んでケロアンをめざす。2時間ほどでケロアンに到着。ガイドで目星をつけていたTunisia Hotelに向かうべくタクシーをひろうと、すぐそこだよ!との返事が。確かにホテルは、今たっている場所からから歩いて3分もかからないような場所にあった。
ホテルにチェックインして、観光に向かう。カスバからグラン・モスクに向かうメディナの北のあたりはひとっこひとりおらずひっそりしている。一番の観光地であるグラン・モスクにも観光客の姿はなく、したがって、モスクの門前のみやげものやの攻勢を一身に受けることになる。やっぱりラマダンの時期に旅行しようと考える人が少ないんだろうなぁ。
やっと一人だけベールをかぶった女性が通った。
グラン・モスクの回廊。ここの柱はカルタゴ・ローマ時代の遺跡から運ばれてきている。
グラン・モスクの礼拝堂。異教徒は中には入れないので、入り口から撮影。
メディナのメインストリート Av.7 November沿いのお土産屋さん
メディナ内にはビル・バルーダと呼ばれる観光スポットがある。ここは、7世紀からあるという聖なる井戸でラクダがその水をくみ上げるというのがウリなのだが、そこを訪れたときのこと。井戸は2階にあり、目隠しをされたラクダが一匹膝を折って座っている。私が階段を上っていくと、係りの男性がラクダをむちで叩く。するとラクダは立ち上がり小さな丸い井戸のまわりをぐるぐるとまわるのだ。で、その時ラクダはなんともつらそうな声でなくのだが、その光景は見ていられたものでなかった。1ディナールとお金を要求する男性をふりきり慌てて階段を降りた。仲間もなく、目隠しをさせられて、ただひたすら同じところをぐるぐるまわるだけのラクダ。。。。
観光する元気がなくなってきたので、ホテルに戻る。ハマムにでも行ってみようということでフロントのおじさんに場所を聞くと連れてってくれるという。