ラマダン腹減り紀行(2000.12.15-12.24)

カルタゴ

  

オールドポート。かつて、貿易大国であった、カルタゴの世界に誇る軍港であったのだが、
現在では、それと思ってみないとただの池なのだ。

昼食をもとめて、さまよう。カルタゴは高級住宅地であるだけに、海岸沿いにおしゃれなレストラン(しかも運悪く改装中)がならぶ他は高級そうなブティックがぽつぽつとあるくらいで、ご飯を食べられそうな場所がない。

とスーパーを発見。中には、スーパーだけでなく、クリーニング屋や、服屋もありちょっとしたモールのようになっている。この中には、ピザ屋兼アイス屋があるので、ここで昼食をとることにする。このピザ屋は、ラマダン中でも営業しているのだが、人目を気にしてか、モールの駐車場に面した(外から見える)大きな窓と、入り口のガラスドアには黄色い布の覆いをして外から食事をする人が見えないようにしている。

画面が黄色いのは窓にかけられた巨大な覆いのせい

お腹も落ち着いたところで、おそらくカルタゴで一番有名であろうアントニヌスの大浴場へ。ローマ時代の遺跡だ。現在では、隣に大統領官邸がたっており、ここでの撮影には注意が必要だ。実際大統領官邸のある方角には、警備員らしき人がたっている。
(昔も今もここは眺めのよいスポットらしい)

海をみようと、浴場部分を見下ろす岩に登る。うんしょ、うんしょ。体力がないわりにはかなり頑張って高みにのぼった。くぼみに座り、しばし、遺跡と海を鑑賞。目の前を通り過ぎる、係員さんや、他の旅行者に手をふって、あいさつする。

が、であるやっぱり、というかなんというかいざ降りる段になって下を見ると、こ、こわい。やっぱりやめておけば、よかったかなぁ、と思いつつ、おそるおそる岩肌を下る。体力がない&小心者がなれないことをするとろくなことにならない。

閉門時間ぎりぎりまで、カルタゴの遺跡を見てすごす。チュニジアに来ていろいろな遺跡を見た。が、こうして地中海を眺めながら、滅びた都市カルタゴを思い浮かべる瞬間が一番楽しい。

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