April 14, 2008
リストランテ・ラ・バリック・トウキョウ(江戸川橋)
江戸川橋にあるリストランテ・ラ・バリック・トウキョウに出かけてきました。通りから少し入った、ビルの裏(ビルの壁に小さな看板があるので、見逃さないように!)に日本家屋を改築したお店があります。噂には聞いていましたが、日本人としては、靴を履いたまま玄関をあがるのは、かなり抵抗があります。おそるおそる、足元が少しふらつく感じで、板の廊下にあがり、欄間と、床の間のある空間におかれたテーブルに着席します。
週末ランチは、プリフィックス方式の4,500円のコースとシェフのおまかせコース6,000円。おまかせコースは、初めての店では、危険なので、プリフィックスに。
前菜には、メジマグロと根菜のサラダ仕立て、パスタは、きのこのタリオリーニ、メインは、馬ヒレのロースト、バローロソースをオーダーしました。ピエモンテ料理を期待していったので、こういったチョイスになりましたが、プリフィックスのメニュー(それぞれ3-4品からのチョイス)は、どちらかというと、軽い感じのものが多いように見受けられました。
自家製とおぼしきグリッシーニは、ハーブとガーリックが効いててついつい手が伸びます。結局、全部食べてしまいました。その後、つきだしの前に、ひとくちサイズのパンに熱で甘みを出した春キャベツをはさんだものが出されました。こちらのパンは、どれもバターロールのような甘さが強いようでした。これは、好みの問題ですが、味付けも、全体的に、昔懐かしい、やさしい味がするものが多かったように思います。お母さんがつくってくれたハンバーグ(よりは、もちろんはるかにおいしいんですよ)とか、焼きそばとか、そういうものに繋がる味というか。チープな表現ですみません、田舎の実家のような、和風空間で食べているからなんでしょうか、どうもそういう風に味も感じるようです。タリオリーニは、平たいタイプではなく、断面正方形のタイプ、ボネッは、クレームブリュレのように仕上げており、少しアレンジもされているようでした。
一番、素晴らしかったのはオーナーソムリエの坂田さんの笑顔とサービス。すごーく優しいお顔で、にこにこされながら、サービスされると、笑顔の連鎖反応で、にっこり気分がうつるんですよね。ワインは、グラスで料理にあわせていただくことができますし、(相方とは、料理のチョイスが全く同じだったのですが、好みと料理にあわせて別のワインを出していただいたりして)、味の説明も的確。お酒好きオーラが伝わったのか、最後は、[もしよろしければ]と、なぜかナルディーニのグラッパとサルデーニャのリモンチェッロをごちそうになり(よろしくないハズがない!)、気付けば4時間もの時間をランチに費やし、お店を後にしたのでした。
コースに、グラスワインを二人で8杯、コースとは別にチーズを少し頼んで、二人で23000円ほど。満足。
投稿者 Gina : 09:16 PM | コメント (4) | トラックバック
March 31, 2008
今度はサルディーニャ!タロス(渋谷)
出張中の相方の留守を守るのも6日目となると、「ヒマ」になってくる。ひとりだと、手の込んだ料理を作る気にもならず、ついついパスタや麺モノですませてしまうし、食道楽派としては、つまらん限り。
出不精なのだが、ここは一つ、と一人で、ランチに出かけることにする。目指したのは、渋谷にあるサルデーニャ料理タロス。目下、雑誌に影響されるミーハーよろしくDancyuのイタリアン特集に掲載されている店訪問しらみつぶし状態。しかしサルディーニャ料理とは、三輪亭の南チロル料理に続き、マイナー系。地方料理が、ブームなのは分かるけど、ここまで、と思わずにはいられない。
カフェのような、はたまたギリシアあたりの食堂のような、つりランプに、木製のシンプルなテーブルと椅子の内装の店内は、かしこまらずふらっと入りやすい。
休日ランチは、1800円/2600円/3800円の3種類。サルディーニャ料理が、いただけるのは3800円のコースのみだったので、そちらをお願いすることにする。

前菜の盛り合わせ、ひしこいわしのマリネ、タコのマリネなど、魚介類が、ちょこちょこと盛り合わせられており、味もなかなか。

パスタは、このお店の名物の一つだと思われる、サルディーニャのパスタ、フレーゴラを使ったあさりのパスタ。パスタ自体は、クスクスよりも二周りほど粒が大きいので、もちっとした食感が楽しめ、おいしい。惜しむらくは、あさりの旨みが十分ではなかったので、ちょっと味が平たく感じられたこと。

メインは、魚。にんにくの香りが効いていて食欲をそそる。新鮮でふわっと柔らかい身にレモンをちょっと絞っていただく。凝った味ではないけれども、シンプルにおいしい。

デザートは、3品盛り合わせ。アイスのアマーロがけ以外は、お米のババロア(ババロアというよりセミフレッドと言われた方が近い、空気感のある食感)、羊のチーズのケーキ(クセがあり、好き嫌い分かれそう)と、個性的なものが並び、面白い。
グラスワインを2杯いただき、お会計は、5000円ちょい。なかなか満足。次回は、ディナーに来て、もっとディープにサルディーニャ料理を頂きたい。
投稿者 Gina : 09:55 PM | コメント (5) | トラックバック
March 13, 2008
南チロル料理が食べられる三輪亭(豪徳寺)
Dancyuのイタリア特集でとりあげられていた、南チロルの料理を供する三輪亭に、遠路はるばる出かけてきました。このあたり、学生時代~結婚まで住んでいたところからは、近くはないけど徒歩圏内だったので、時々散歩がてら来ていたので、懐かしいエリアです。私が人生で初めて、イタリアのお菓子”ズコット”を食べたケーキ屋さんもあり、少し探してみましたが、見つかりませんでした。残念。
さて、本題の三輪亭には、民家の梅を愛でつつ、住宅街を4-5分行くと到着です。オープンして、1周年記念ということで、特別ランチコースが2種類用意されていました。せっかくなので、南チロルのお料理がいただける、3000円のコースをお願いしました。

つきだしは、かぶのスープ。ポタージュ仕立てのスープは濃厚で、極薄パリパリのポテトチップスの食感とあわせていただくと、美味。
パンは、3種類。南チロルのパンだという、固いパン、シュッテルブロットは、この後のお料理にも共通して使われているクミンが多用されており、独特の風味。個人的には、年末旅した、モロッコや、はたまたトルコなどを思い出させるエスニックな味。

前菜は、いろいろなハム・肉の盛り合わせ。一口ずつだけれど、さっぱりとしたウサギの詰め物から、エゾ鹿の燻製まで、様々な味のバリエーションが楽しめるのは、南チロル料理初心者としては、嬉しい&楽しい。

パスタは、これまた、今まで食べたことのないパスタ(というか団子)のカネーデルリ、のきのこスープ仕立て。卵や、牛乳、パン粉といったベースに具材をいれてつくるというアルトアディジェのパスタは、パスタというよりつみれといった方がしっくりくる、素朴で、ほっとする味わい。1個なのが、ちょっと寂しい。

パスタ二品目は、こちらもアルトアディジェのパスタ、スパッツェレという、すこしひねった感じのある、いびつなパスタ。この日は、ほうれん草を練りこんでありました。

ワインも、アルトアディジェのワインが並びます。ラグレイン(地元ではラグラインらしい)のロゼがあり、珍しいと思い、そちらをオーダー。ちなみにインポーターは、京都にあるボンタデルチローロ(チロルのいいものいっぱい、みたいなニュアンスでしょうか)。こだわりのありそうな社名だなぁと思っていたら、FOODEXに出展されていました。三輪シェフは、ブースでストゥルーデルを配られてました。

メインには、グーラッシュ(これは2人前からで、コース料金+650円/人)やさしいミートソースのような味わいですが、ここにもこっそりクミンの味わいが隠されています。
このコースは、代表的な料理がちょこちょこと食べられるので、チロル料理が、初めて、という私のような方にオススメです。ガイダンスは受講したので、次回は、個々のお料理が、しっかりいただけるアラカルトにしたいと思います。
クチーナ・チロレーゼ 三輪亭
世田谷区豪徳寺1-13-15
投稿者 Gina : 10:03 PM | コメント (2) | トラックバック
March 06, 2008
オストゥに再訪(代々木公園)
昨年末に訪れて、温かくおいしいひと時を過ごさせていただいた、代々木公園にあるOstu(オストゥ)にやっと再訪してきました。
あの絶品カルネ・クルーダ再び、と思ったのと、こちらのシェフが得意とするピエモンテのパスタは、あいにくコースには含まれていなかったので、すごーく悩んだのだけれども、お得さを優先させて、コースをお願いしました。

蝦夷鹿のサラダ仕立て

パスタ1品目は、菜の花と白魚

パスタ2品目は、ラザニア

小鳩のロースト
蜂蜜でコクを出した、濃厚なソースが使われた小鳩のローストがこの日の一番お気に入り。レストランでラザニアをわざわざ食べなくても、と思ったし、ぜひともアニョロッティを食べてみたいというのもあるので、次回は、アラカルトを頼みたいと思います。
投稿者 Gina : 08:53 PM | コメント (2) | トラックバック
March 01, 2008
食べ歩きが楽しい時期は?インカント(広尾)
自分の中での外食のトレンドが、新規開拓メインから、気に入った店にリピートする流れに変わりつつあります。決して、冒険心を失ったというわけではないのです。きっとお店の人に顔を覚えてもらって、居心地がいいからなんだと思っていたのですが、他にも理由があるように思うのです。

パオロ・ベアのパッシートは、粘度が低くさらっとしているのに、果実味凝縮
近年独立し、お店をオープンする人たちは、同年代の方が、とっても多い。私と相方は5歳の年齢差があるので、この間の年齢に、入る人たちがほとんどのように思います。大御所と呼ばれるシェフに比べると、話しかけやすいというのもあるますし、それ以上に、同じような年齢で店を構えた人達にがんばってほしいなぁという応援の気持ちが入るから、つい行きたくなるんですよね。そして、親しみやすい(一方的にかもしれませんけど)のに、料理・ワインに関する知識が、半端ないところに、「アドバイスを気軽にもらえる良き先生・友人」を得たような気がして、今日もまた、自己研鑽と幸福のひとときを兼ねてレストランのドアを叩く日々です。

ロワール産ホワイトアスパラに卵&黒トリュフ
今の私のお気に入り、インカント。今日もごちそうさまでした。
投稿者 Gina : 09:55 AM | コメント (0) | トラックバック
January 27, 2008
しあわせものだと思う誕生日祝い、ラ・グラディスカ(六本木・西麻布)
誕生日祝いはどこがいい?そう相方に聞かれて、思案。うーん、あそこもいいけど、相方の誕生日に行ったし、あそこは最近ちょっとなぁ、とかいろいろ思考はぐるぐるすれど、最終的には、前回のきのこ尽くしでいたく感激した、ラ・グラディスカがいいなということで、予約をお願いする。

ウェルカムカード 手書きの文字って好き
サービス担当のYさんに迎え入れられ料理の相談。彼女と話をしていると、堀江シェフの料理に愛情と理解と尊敬を持っていることがよくわかる。なので、安心して彼女のお勧めにのろうと思えるのが、この店のいいところのひとつ。この日は、あきらかに手ぐすねひいて待ってくださっている予感がしたので、シェフのお任せにすることにする。
前菜前の一品は、ミネストラにエスカルゴ

前菜その1は、蝦夷鹿のカルパッチョ、癖が少なくやさしく女性的な味わいがバルサミコ、ざくろとよくあう

前菜その2は、こぶりのたまねぎにベシャメルソースを詰めてオーブンで丸焼きにしたもの、この玉ねぎが、甘くておいしいのですよ。

パスタ一品目は、魚介のパスタ(フジッリを長くして、穴をあけたので、フジッリ+ブカティーニというような名前だったのだけど、忘れちゃいました)きのこ好きを覚えていてくださったのか、きのこが入っていて、これまたうまし

パスタ二品目は、アニョロッティ。前と少しバージョンを変えたということでしたが、パスタの形も微妙に変わっていたような。。。でも味はやっぱり抜群。セージと肉、バターの味のハーモニーがすばらしい

メインは1週間前から仕込んだというキジ。さっぱりした相方分の胸肉より、腿の部分はほどよく癖があり、おいしい。このまたソースが肉の脂とよくあって、最高!

誕生日仕様のドルチェ、名前がGinaなのはご愛嬌
マチェドニアと組み合わせた洋ナシのシャーベットも最高だったけど、感激したのは飴細工、Yさん曰く、前日の夜中に苦心して堀江シェフが作られたものらしい

お花までいただいてしまった。ここまでしていただけるなんて。。。。感謝、感謝で、うまくそれを言葉に出せなかった
名前は出さないでといわれたスペシャルなワイン(イタリアのものなのにどこかブルゴーニュ的な華やかさとしっかり感をあわせもつおいしいワインでした)を出していただいたり、何から何まで心づくしの誕生日祝い、本当に満喫させていただき、幸せかみしめたのでした。ありがとうございました(堀江シェフ、Yさん、そして相方に)
投稿者 Gina : 12:53 PM | コメント (10) | トラックバック
January 21, 2008
イルバーカロ(新宿三丁目)で、ウェルカムパーティー
イタリアからユニークなツアーや情報を発信しているPerbaccoさん。ブログで交流させていただいているペルバッコのYOKOTAさんと、宮崎さんが来日されるというので、お食事会に参加させていただくことになりました。会が開かれたのは、新宿三丁目にあるイル・バーカロ。雑誌等でよく見てはいるものの、行ったことがなかったので、お店も楽しみです。


入店するやいなや、「もしかして、Ginaさん?」と声をかけられました。たくさんの人に囲まれている宮崎さん、YOKOTAさんとご挨拶です。ブログでしかお話したことがないので、ちょっと緊張していたのですが、イタリア好きの方が集まる会だけあって、すぐにリラックスできました。

集まったのは、実に30人超。もともとはPerbaccoのサービスを利用してワイナリー訪問等をされた方が多いようでしたが、お二人の人柄にひきつけられて、旅行後も交流を続けておられる方がほとんどだということでした。こういう人のつながりっていいですね。ランテルナマジカ、オステリア・ウーゴの方もいらっしゃり、おいしいものの輪がまた繋がりました。料理教室を開こうとされてる方もいらっしゃり、さすがに食つながりの方が多いのは、さすがにイタリア好きのなせる業でしょうか。

お料理は、お二人のイタリア土産のペコリーノ・トスカーノにはじまり、プロシュット、カルパッチョ、アラビアータ(手打ち麺)、肉のロースト、ドルチェの盛り合わせと、頂きました。実は相方が、お腹を壊しており(ひ弱なんです)、昼食会が終わったところで失礼したのですが、またぜひお二人に(できれば次はイタリアで)お会いしたいなぁと思いました。

投稿者 Gina : 11:26 PM | コメント (12) | トラックバック
December 18, 2007
いい店に出会えた日、Ostu(オストゥ)@代々木公園

天気のいい日曜日、散歩を兼ねて出かけたのが、代々木公園のすぐ脇にあるイタリアン、Ostu(オストゥ)。井川直子さんの「イタリアに行ってコックになる」に登場するシェフの一人である宮根正人さんがオープンしたお店です。バローロの里で修行したと確か紹介されていたと思い、ピエモンテ料理を期待して出かけました。
ランチは、\1800/\2800/\3800の3コース。10皿限定のかぼちゃのニョッキも気になりますが(聞くとマントヴァでも修行されていたそうです)おまかせコースのピエモンテ料理が魅力的だったので、そちらにすることにしました。

つきだしのカラスミ/グリーンオリーブ/生ハム

前菜は、短角牛のカルネ・クルーダ。
日本で食べたカルネ・クルーダとしては最上のもの。美しいピンク色の肉は、夜だと、注文が入ってからカットするのだそうです。食感もいいし、肉の匂い、甘みと旨みがぎゅっと感じられて、じっくりと味わわせていただきました。

タヤリンのクリームソース
二色仕立てのタヤリン。

メインは子羊のロースト。
マスタードとハーブをあわせた子羊は焼き加減もいいし、香りもいい。おいしく頂きました。

ドルチェ盛り合わせ。パンナコッタに柿のソースがかけられているのが未知の味で特に気に入りました。
代々木公園脇の小さな公園に面してたっているのですが、大きなガラス窓から差すあたたかな陽だまりを感じながら、幸せなひとときを過ごしました。またきっと行きます。
Ostu
渋谷区代々木5-67-6
Tel:03-5454-8700
2008.2の訪問記はこちら
投稿者 Gina : 12:27 AM | コメント (4) | トラックバック
December 09, 2007
わいわい、イタリアンもいいよね!エノテカ・ドォーロ(半蔵門・平河町)
うちの担当をしてくれていた代理店の方の送別会に、最後くらい、長年にわたってたまったであろう鬱憤を晴らしてもらおう(?)ということで、カジュアルな雰囲気のエノテカ・ドォーロを選びました。
このお店、ワインリストが充実しています。しかもどれもラベルの写真付き&解説付きで分かりやすい。担当してくださった方もワインに詳しくて、「こういうのが飲みたいな」というと、どんぴしゃりな美味しいワインを持ってきてくださり、すごくいい。(値段も4,000-5,000円代が充実、高いものも結構ありましたけど)


料理も、ワインにあいそうな濃い味のものが多く、どれもおいしい!スペインバルのような、はたまたバーカロのような気軽さで、でも出されるものはどれもクオリティが高いというのは、ポイント高いです。お客さんに男性客が多いのもこの店のCPのよさを考えれば納得です。(おっさんは、雰囲気に金払いませんからね、って私も払いたくない派ですが)


わが社の女性陣に囲まれ、メインゲストは、若干萎縮気味?というか気を使ってもらってましたね。今まで、「んだよ!」と思ったこともありましたが、本当にお世話になりました。ありがとうございます。


投稿者 Gina : 08:23 PM | コメント (0) | トラックバック
December 04, 2007
三度目のインカント(広尾)
三度目のインカントに、友人達と出かけてきました。
大学時代からの友人が、インカント大好きなの、とブログを見て、メールくれたりして、(すでに5回位行っているらしい)思わぬファンの多さに驚いたり。今宵も満席、またいつもカウンターで一人食事を摂る御仁がいるのも、この店の愛されようがうかがい知れます。
今月の地方料理は、前回のウンブリアから変わって、オルト・パヴェーゼ。渋いチョイス。大衆ウケを狙わないところが、ファンが多い理由かも。一度は食べてみたいのだけれど、アラカルト全品制覇をひそかに目論んでいるので、やはりmenu incantoに。

食事の前のお楽しみ、つきだしは、クリームリッチなモッツァレラが印象に残ったな。

パスタはホロホロ鳥とジロールのストランゴッツィ。

セコンドは、鴨の香草と柑橘香るレバーソース ベヴェラーダ ベネト風。
1回目の訪問はこちら
4回目の訪問は、団体だったため、料理は事前に選んでいきました。食後酒もいろいろ充実していることが分かりましたので、今後がまた楽しみです。
その後も何度か行ってます。まだまだ行くと思います。
2008.2の訪問記
投稿者 Gina : 11:52 PM | コメント (2) | トラックバック
November 27, 2007
アイーダは、野菜&ハーブ天国(和歌山・岩出)
年とともに、郷土愛を深めつつある今日この頃。数年前から行きたいと思っていたのが、岩出市にあるリストランテ アイーダです。ソレント半島、Santa Agata sui due golfiにある名店、ドン・アルフォンソ 1890(現在は、ミシュラン二ツ星)で修行された小林寛司シェフが地元に開いたレストランです。

お店の外観です。
って最近、各種雑誌等で紹介されまくりなので、ご存知の方も多いでしょうけれども。

クリスマスリース
岩出ってちょっと遠いイメージがあったのですが、(私が和歌山にいた頃は岩出町だったし)、実は大阪と和歌山を結ぶ阪和線の紀伊駅からでもタクシーで行ける(15分)ことが分かり、それなら帰省途中に立ち寄ろうということで予約をいれていきました。本当は、併設されたメゾン・ドットVilla Aidaに泊まりたかったのですが、10月の時点で12月まで週末は一杯だということだったので、断念、ランチに出かけました。
ランチコースは、2,100円、3,150円、5,250円の3種類。一番安いコースでも十分楽しめそうな品数でしたが、せっかくだから、とシェフのおまかせコースにしました。
さて、これからはお料理の紹介です。
マダムのブログで紹介されていたシチリアのオリーブテイスティングを食前にお願いしました。いずれも基本は、シチリアらしいやさしい青い香りのオリーブオイル(好み)ですが、爽やかさがより強いもの、クリームのような滑らかさが感じられるものなど、少しずつ個性が違っていました。これをあつあつの自家製パンにつけながら頂きます。

テーブルでは、素敵な紳士がお出迎え

最初は、バーニャカウダからスタートです。(これだけはコースに入れてください!とリクエストしました)こちらのバーニャカウダソースは、味は比較的あっさり目なので、野菜の味をメインに楽しめるタイプ。そしてこの野菜が、どれも力強い!アルケッチャーノもそうですけど、こんな野菜が食べられるのは、東京にはない大きな強みですよね。中でも感動したのは、黒大根。一見ごぼうのようにも見える黒い皮に、真っ白な中身。味は、味が強い、というより、辛味が強く、みずみずしいのに、歯ごたえも、しっかり。夫婦そろって、いたく感激。

かぶを使った前菜。コリアンダーの風味と、コクありかぶの組み合わせがいい感じ

ごぼうのスープ。土の香りと味わいがぎゅっ、ぎゅっ。でも、土臭くならないのが、絶妙。

パスタは、ブロッコリーのオレキエッテ。南系パスタの王道メニューの一つなので、出てきた時は、「ああ、オレキエッテね」ぐらいに思っていたのですが、ブロッコリーが全然違いました。自宅で作るとき、はたまたレストランで頂いたことのあるものは、ブロッコリーを、小さめにカットし、柔らかめにゆでてあると思うのですが、ここのは、固い。さっと火を通すか通さないか位の生ブロッコリーのかりこりとした食感をパスタと一緒に楽しみます。

魚はいとよりに、里芋を添えてあります。裏ごししてなめらか、濃厚でクリームのような味わいの里芋。ウマーです。

お肉には、たっぷりビーツとちりめんキャベツ(?)を添えて。

ドルチェには、フィノッキのブラマンジェとコンポート。くずれおちそうなほど、柔らかいふるふるブラマンジェに、フィノッキの清清しい香りが閉じ込められ、今まで食べたことのない味わい。この日一番は、、黒大根、里芋とこちらのドルチェ。

相方が選んだドルチェ、ババにみかんと柿(どちらも和歌山名産!)を添えたのも美味しかったです
帰り際に、隣接のハーブ畑を見学させてもらいました。たくさんの種類のハーブが植えられており、それをカゴを片手にシェフが摘んでいらっしゃいました。

いいねー、こういうハーブに囲まれた生活。我が家もいつか田舎で一軒家暮らしだね、そういいながら、ル・ピリエで買ったバーニャカウダソースをお土産に帰路につきました。
野菜とハーブがたっぷりで、満腹なのに苦しくない。気持ちよくお腹いっぱいになることができました。
アル・ケッチャーノが、和食をベースにしたイタリア風料理だとするなら、アイーダの料理は、和食のような上品で軽やかな味わいなのに、あくまでもイタリアン。そんな違いがあるように感じました。
次回は、また春夏の野菜を味わいに訪れたいと思います。帰省するのがちょっと楽しみになったアイーダのご飯でした。
リストランテ アイーダ
和歌山県岩出市川尻71-5
Tel:0736-63-2227
投稿者 Gina : 11:15 PM | コメント (4) | トラックバック
November 21, 2007
ラ・グラディスカで、秋のきのこ祭り(西麻布)
ベジフルサミットに参加した後は、ラ・グラディスカに向かいます。こえださんから休日ランチが復活したと聞いていました。家が遠く、帰り時間が気になる我が家には、嬉しいことです。せっかくなので、ランチメニューを(頂いたことがないので)とも思ったのですが、村上農場のちかさんから、きのこ尽くしがオススメと聞いていたので、「きのこ食べたいデスー!」と予約をいれていきました。(ランチメニューはまた次回)いつも笑顔が素敵なYさんに迎えてもらい、料理の相談です。今日お店にあるキノコをまずは教えてもらい、料理を決めていきます。
つきだしは、沖縄産豚のハムの小さなパニーノ。ローズマリーの高い香りが、食欲をそそります(写真なし)

前菜から、いよいよ怒涛のきのこ尽くしがスタートします。一品目は、やわらか~い鴨肉を極うすくスライスして、しばふ茸(初めて聞きました。)とあわせた逸品。

前菜二品目は、きのこのポーチドエッグ添え。運ばれてきて、「くんくん!」この香りは、まぎれもなく、「白トリュフ様!」先ほど聞いたきのこリストには、なかったのに!嬉しいサプライズです。今年はもうお目にかかれないと思ってました。白トリュフはいわずもがなですが、その他のきのこもとろーり黄身とよくあいます。

パスタは、トランペットとジロールのタヤリン。濃厚なブロードと、きのこのだしが、じわじわと舌を満たし、「もうたまらん!」状態にさせてくれました。

セコンドには、お魚をいただきました。Yさんに「最近村上農場のちかさんとメールのやりとりをさせていただいているんですよ」と告げたところ、キッチンからほくほくのじゃがいもが運ばれてきました。

そしてこちらは相方のニョッキ。一口ぬすみ食いしましたが、甘くてほくほくなじゃがいも(村上農場のなんでしょうね)が、濃厚なソースに全く負けてなくて素晴らしく美味しかったです(もっと食べたかった)

全体的に盛り付け、ボリュームなどエレガントさを増したように感じました。また、きのこと一緒だったからというのもあるのでしょうが、じっくりとしたコクのあるブロードをベースにした、味わいは、こちらのお料理が、秋冬に最高潮を迎える、秋冬にこそ食べるべき料理なのだと再確認しました。赤ワインがおいしい季節のうちに、再訪したいと思います。
きのことトリュフの魅力のせいか、はたまた最近、お酒に弱くなったのでしょうか、普段より酒量おさえたのに、結構酔っ払いました。

以前の訪問記
2007夏のグラディスカ
2007春のセミオープン2回目
2007春のセミオープン1回目
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November 15, 2007
トリュフの香りは好きですか?ラ・ブリアンツァ(麻布十番)
麻布十番にあるラ・ブリアンツァに出かけたのは、もう1月ほど前のこと、レポが遅くなりました。
フェア・ドマの松橋シェフのお友達だというのは、前々からブログ等で拝見して知っておりました。で、和歌山出身ってのがいいじゃあありませんか!しかもご実家はアロチの料亭、なんだとか。(アロチと聞いて、新内と変換できた、あなた!和歌山県人ですね?ちなみに楽膳はま丁というお店だそうです)
和歌山って人口少ないんですよ。だから東京で和歌山の人に会うと嬉しくて、無条件で好きになります。先日も、会社のファイナンスの方が和歌山出身、しかも同じ高校(1歳違い)と聞いて、急に親しみを覚えた私です。そら、行かなあきませんね~。
夜のコースは、3,990円/4,990円/6,300円の3種類。(6,300円のコースはぐるなびからクーポンを持っていくと安くなります。食後のカフェは含まれてません。)自分で好きなものを選べる方がいいので、4,990円のMenu Brianza(ブリアンツァコース)にしました。
前菜は、ブリアンツァのスペシャリタだという、ピエモンテ風秋トリュフのオーブン焼き。訪問前からチェックしていた一品です。料理名から、「まさかトリュフを栗のごとく丸ごとオーブン焼き?」と勝手な想像をしていましたが、やはり全く違いました。運ばれてきたのは、とろーり熟熟卵に、ブラックトリュフをたっぷりかけていただくそれ。香りにつられてぱくっと食べてしまったので写真がないのが、残念ですが、こちらがダントツで美味しかったです。

カルボナーラは細麺なのが、ちょっと意外。

メイン、は、紀州産ほうぼうのさっと煮 トラパニ風。

ランチは、1000円からとかなりリーズナブルなようなので、次回はランチに行ってみたいと思います。
投稿者 Gina : 08:58 PM | コメント (3) | トラックバック
November 02, 2007
新しいオステリア・ナカムラ
我が愛するオトボケ上司と、O嬢と、ディナー。お店、どこにしますー?と言ったら上司が即答したのが、オステリア・ナカムラ。以前も一緒にうかがったのだけど、その時にいたく気に入ったらしい。予約の電話を入れると、お店の場所が移転して、ちょうどその日が開店日だということで、(前の場所からそう離れてはいませんが)ミッドタウンの程近くにある新しい店舗にお邪魔してきました。
うちっぱなしのコンクリ地も真新しいビルの2階にある新オステリア・ナカムラは、キッチンが眺められるカウンター席といい、その上に掛けられた黒板といい、旧店舗のイメージを踏襲して、前のお店のファンにとっては、落ち着きます。そして、前は少し手狭な感じでしたが、フロアが広くなったので、快適度がぐんと増しています♪
こちらのお店、ボリュームがしっかりあるので、プリモは各々1皿、前菜とセコンドは、シェアをお願いしました。

中が見えなくなるほど、生ハムをどーんとかぶせた(通常は2枚らしいのですが、シェアするのなら3枚にしますか?ということだったので、お願いしました)ラタトゥユの半熟卵添え。

牛ホホ肉のテリーヌ、この色艶みてください!

やりいかのサラダ、上にはボッタルガ

私はプリモは、悩みに悩んで、それでも「ここに来たらやっぱりラグー」という自身の掟に従って、栗と猪のラグーソース。パスタは3種類の手打ちパスタが選べ、ニョケッティにしました。お味は、ムフフ♪


セコンドは、岩中豚のグリルと、和牛ホホ肉の煮込み。いやー、この辺り、結構お腹いっぱいモードです。
3人で、食前酒x3、ワイン1本、水、前菜x3、パスタx3、セコンドx2、ドルチェx3、飲み物x3と頂いて、お会計は1人9000円ほど。
キッチンを一人でまわすご主人の動きは、テキパキとしていて、見ていてすごく気持ちがいい。そして、満席のフロア全員分の料理を作るにも関わらず、待たされたと全く感じないほどなので、本当に効率がいいのだと思う。気持ちのいいシェフに、気持ちのいい男気のある料理、そして、サービス担当のマダム、やっぱりこのお店、好きなんだよな~。
オステリア ナカムラ
港区六本木7-6-5
Tel:03-3403-8777
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October 28, 2007
暴飲暴食警報!
前前から一緒に行きましょうとお誘いを受けていた方々とフェア・ドマに。一人が1時間遅刻してきて、お腹がペコペコだったのが、そもそもの始まり。。

フェア・ドマに泡モノ以外の食前酒があることをはじめて知った私。ちなみにこちらは洋ナシのお酒をモスカートで割ったもの。香りが酒!なのに飲み口は甘い。

遅刻してきた某友人にチャージしましょう!とオーダーした前菜。ラルドの溶け具合がいいですね~
と、ここで友人登場!遅いよ~!さて料理を選びましょう。
メインは羊にしようかな、と思っていた私たち。しかしここで松橋シェフから悪魔の囁き。あと45分位でポルチーニが届くんですが(ニヤリ)一同悶絶。

きのこ(ピエブルー?)入りテリーヌ

パスタその1,フェア・ドマの定番インザーギのパスタ。ナベキさんがたっぷりとチーズすってくれました。

パスタその2,羽黒山の羊を使ったパスタ

ここでポルチーニ様、到着!大きくて、美丈夫なのを2本選びました

こんなんありまっせーと、山形牛様も

セコンドその1、羊&ポルチーニ。これがx3でありましてん
すでに酔いがまわっていたのか、誰も正常な判断が下せていない状態だったような。結局セコンドは、ポルチーニのフリットに、羊x3、自家製ソーセージもつけてもらい、さらに山形牛さんを追加。ちなみにこの山形牛さん、700g超。
私は羊で限界を感じ、牛さんは、お持ち帰りにしてもらい、翌日のディナーに頂きましたが、あとの二人は完食。

昨晩うちで焼いたお肉。下味がついていたので、焼くだけでOKでした
草食人間Ginaは、こちらのサラダを。このドレッシング、ジュヴレ・シャンベルタンのブショネを1年間貯蔵して作ったものだそう(物を捨てないって大事よね)

さすがにもう食後酒が入るスペースはなかったので、ドルチェとカフェをいただいて御会計。フェア・ドマで今まで支払った最高金額でした。(去年白トリュフを食べた時より高かった)みなさま、食べ過ぎにはご注意を!
投稿者 Gina : 12:26 PM | コメント (8)
October 17, 2007
Rupestrの夕べ第二弾
アルバ近郊カネッリにあるアグリのオーナーGiorgioが3月に続き来日しました。急遽バール・デル・ソーレで開催されたのが、ルペストルの夕べ第二弾。金曜日に開催の案内が届き、日曜日に申し込み締め切り、火曜日開催と、直前の案内だったのですが、ぐら姐さんと、なんとか駆けつけることができました。
ひさしぶりー!とGiorgioと抱擁を交わし、ひさしぶりにRupestrのお料理を頂きます。

ルペストルの前菜は、オリーブとハーブ(エルベ・アロマティケ)で風味付けされた野菜が中心です。大好きなんですよね。特に酢の酸味が効いたナスと、ペペローニのソース。山ほどおかわりしました。いつかルペストルで、このナスの作り方を教えてもらいたい!!!!
Antipasto di Rupestr

こちらは、鶏肉をマリネして焼いたもの。
Fetti di pollo
そして、こちら!!!!
今日のメインであることは疑いようもありません。白トリュフと卵を一緒に保管しておくと、卵が殻を通して呼吸する際に、白トリュフの香りも「すぅーっ」と吸い込んで、トリュフの香りがつくのです。この卵を使った手打ちのタヤリン。これだけで、すでに白トリュフの香りが強烈に。そして、ここにGiorgioが白トリュフをすりすりーっと。

Tagliatelle al tartufo bianco

こちらもルペストルといえばの仔牛のボッコンチーニ。軽い味わいなので、ルペストルの自家製ワイン(ドルチェット)によくあいます。
Bocconcini di vitello piemontese

ロヴィオラチーズも定番なのです。
Formaggio di Robiola di roccaverano
少人数の宴だったのですが、同席させていただいた方々が、イタリア在住経験のある方で、しかもとってもフレンドリーで、感じのいい方で、イタリア話に花が咲き、あっという間に時間がたちました。幸せなルペストルの時間を日本で味わえた素敵な一晩でした。
投稿者 Gina : 10:45 PM | コメント (4)
October 15, 2007
ぐら姐さんちでピエモンテの香りをたっぷりと
前回札幌出張で無念の涙を飲んだ、ぐら姐さんちの宴会に、出かけてきました。2004年、「毎年じゃなくてもいいから、2-3年に一度は来たいわよね」と言っていたトリュフ祭りですが、ぐら姐さんは昨年に引き続きお出かけです(笑、でもうらやましい!)

ぐら姐さんの土産話を聞きながら、お料理とワインをいただきます。バーニャカウダ、カルチョーフィといった野菜たっぷりメニューからスタートです。西南さんの手作り!パンは、どれもしっとりもちもちで美味しいです(ジャムも絶品!!!)これに贅沢にもトリュフクリームを載せていただきます。

色が美しいです
ポルチーニ♪あっちのキノコ(トリュフ)もいいけど、こっちのキノコもだいだいだーい好きです。パスタやリゾットはよくあるから、とフリットにしていただきました。キノコ掃除をしている間にも漂う香りに、むふふー♪


豚のロースト、プリスコ風。お肉をプリスコレシピのオイルにつけて焼くだけだということなんですが、香りがね、いいんですよ。焼いている間からよだれがじゅるーり。

アニョロッティ、中にはなんと、白トリュフ様♪

さんまの燻製

舞茸ご飯

ワインもたくさん頂きました
途中までは、相方が、きのことさんまを食べ過ぎないかケアしてたのですが(=プリン多め)酔っ払ってしまって、目を離してしまいました。おいしいもの揃いのぐら姐さんちで、相方の理性も働かなかっただろう、と思いつつ、おいしいから仕方ないよね、と。ありがとうございました。
明日は、ピエモンテの香りをぐら姐さんと一緒に堪能してきます!
投稿者 Gina : 09:18 PM | コメント (6)
October 09, 2007
incanto(インカント)で、至福の料理とお酒(広尾・南麻布)
昨晩の感動が冷めやりません。すごく幸せな気分でした。
9/7にオープンした天現寺にあるイタリアン、といいますかosteria incanto(オステリア インカント)。信頼できる各筋から情報が入りまくりで、期待値高めで訪問しました。期待値があまりにも高いと、最終的にはがっかりすることが多いのですが、こちらのお店は、そんな期待値のバーをひらりと軽く越えてくれました。
1階は雑誌等でもよくとりあげられている(らしい)天現寺カフェ。それを横目に見つつ、2階へとつづく外階段をわくわくしつつ、上がります。

最初はスプマンテで、泡モノだけでも5種類がグラスでオーダーできるというのは、魅力的。フロアから見える位置にどどーんと大きなガラス張りのワインセラーが置かれているあたり、ワインへのこだわりが伝わってきます。メニューにずらりと並ぶ、北から南まで、イタリアの郷土料理を選ぶのは、楽しい経験につき、時間がかかります。(メニュー選びの途中ですでにグラスは空です)

つきだしは、石巻産サンマのマリネ、カルチョーフィのスープ、豚のテリーヌ。どれも美味しいのですが、特にナツメグが利いたスパイシーなジュレをあわせた豚のテリーヌが、今まで食べたことのない味わいで、気に入りました。オーナーの竹石さんは、私がシナモンとナツメグを勘違いして「これってシナモンの風味がすごくしますよね」と聞いたところ、わざわざ厨房まで聞きに行ってくださり、ナツメグと訂正していただき、ありがたかったり。
前菜は、うさぎと栗のアルバ風。(この日は栗がなく、いちじくに変更)たっぷりとかかった黒トリュフも素晴らしいですが、先ほどのテリーヌ同様、味わいがとても複雑といいますか、奥行きがあって、これは何の味だろう?とわくわくしながら頂きました。すごーく気に入ったこちらの一品ですが、手ぶれのため写真ありません。

プリモは、りんごのさわやかな甘みが特徴的なパスタ(名前を失念)相方は、アクアパッツァのカラマータを頼んでおりましたが、すごーく気に入ったようで、いいおっさんなのにテーブルではしゃいでおりました。

イタリアンってプリモまでは、すごくいいのにセコンドが続かないことが、多いのですが、こちらはメインも秀逸。熊本産馬肉のタリアータは、肉質柔らかく、火入れのレアな感じも好み。
ポーションは多すぎず、少なすぎず、雰囲気はスノッブかと思いきや、オーナー兼ソムリエの竹石さんといい、カメリエーレの方といい、適度な距離感おきつつも、質問すると、どこまでも答えてくれようとして、心地よい。

コースは、アラカルトの中から前菜、プリモ、セコンド、ドルチェ(もしくはチーズ)を選べるmenu incanto(6,800円)と、特定の州の郷土料理(今はウンブリアでした)が提供されるコース(8,200円)の2種類があります。
6,800円のコースx2、グラススプマンテx2、ワイン白ボトル1、グラス赤x2、ヴィーノ・ドルチェx2、グラッパ(グラス半分x2)と頼みまして、二人で33,000円でした。お酒をもう少し適量にすれば、そう高くはならないのではないかと思います。また絶対行きます。
incanto
港区南麻布4-12-2 ピュアーレ広尾2F
Tel:03-3473-0567
広尾駅から徒歩5分ほど。
2007.11の訪問記
投稿者 Gina : 08:48 PM | コメント (10) | トラックバック
October 07, 2007
伊勢丹 イタリア展 2007
今年もイタリア展の季節がやってきました。なんでか知りませんが、なぜかイタリア展って秋に開催するデパートが多いですよね。もうちょっと時期をずらして開催してくれれば、嬉しいのですが、先週の松屋銀座に続いて今週もお出かけです。売り場では一般人に混じって、有名シェフの姿を見かけしたりもしたので、人気のほどがうかがいしれます。
6階の催事会場は、結構な人ごみですが、それでも動き回るのにそう不便を感じるほどでもありません。そして、なんと行っても嬉しいのが、どのお店も気前良く、試飲、試食をさせてくれること!(笑)たまに利用させていただいているpiattiの岡田さんちの食材も、実際に試食させていただくと、普段はネット上で想像しているだけの味わいも、くっきりとその姿をあらわして、そのよさが、はっきりと分かりました。
それ以外にも、ピエトロ・ロマネンゴのバラのシュガーボンボン、マロングラッセ、サルデーニャのウナギの燻製、ガンブリヌス(訪問記はこちら)のカフェなど、お気に入りを買いまして、ほくほく顔で伊勢丹を後にしました。
もう一つ楽しかったのが、出店されているイタリア人の方との会話です。もともとドのつく幼稚園児レベル能力しかない私のイタリア語ですが、定期的に旅行先やレストランなどでイタリアの方と話し、「自分がいかにできないか」を再確認することで(M体質か?)「もっと勉強しなくては!」と自分にハッパをかけられて良いのですよ。
投稿者 Gina : 12:38 AM | コメント (6) | トラックバック
September 26, 2007
ぽるぽる、ポルチーニ!イル・グラッポロ・ダ・ミウラ(白金台)
日曜日の夜、無性にポルチーニが食べたくなった。都心の高級スーパーならあるのかもしれませんが、近所にフレッシュポルチーニを売っているところなぞありません。→うーうー、食べたいよ~!そうだ、某所に行こう!ブログにデカデカとポルチーニの写真が載っていたし→23:00前にお店にTel、「当店は明日は祝日でお休みです」→「ガーン」

温前菜はフォワグラ
ここだー!執念のなせる業、やはりお店のブログでポルチーニ話が出ていた、イル・グラッポロ・ダ・ミウラさんにお出かけしてきました。ポルチーニのパスタがあるのは、5,800円のシェフ’sコースのみ。ランチにしては、お高いのですが、そのために来ているのですからやむを得ません。

ポルチーニのタリオリーニ
テーブルを担当してくださったFさん(最後には名刺まで頂きました)が、若くて感じのいい子(おばちゃん目線)で、赤ワインをボトルで頼んだところ、コース前菜のカルパッチョの時には、これどうぞ!と白ワインをちょっぴりサービスしてくれたり、「ポルチーニを食べに来たんです!」と話したら、シェフに話して多めにしてもらいました!とポルチーニごろごろなパスタを持ってきてくれたり、最高でした!こういうサービスは、食いしん坊夫婦には効果てき面です。
さらに、イタリア人のカメリエーレの方とも、テイスティングの際に、超片言のイタリア語で話しかけたら、それが受けたらしく、彼の出身地のプラート話を弾丸トーク(=半分位しか分かりませんでした)で聞くことになり、でもなぜかそれは妙に楽しくて、サービス担当の方に恵まれたランチなのでした。
このコース、冷前菜、温前菜、パスタ、メイン、ドルチェ盛り合わせ、カフェとしっかりボリュームがあります。が、パスタ(3種)とメイン(2種)以外はチョイスができなくて、好みのものがなかったので、オーダーの時は微妙な気分だったのですが、お店を出るときには、幸せな気持ちになることができました。

ドルチェは、コクのあるずっしりプルルンなプリンとすんごくふわふわーなメレンゲのズッパイングレーゼ、どちらも好み♪
投稿者 Gina : 12:15 AM | コメント (10)
September 19, 2007
休日の午後をフェア・ドマで(日本橋)
さて、毎度のフェア・ドマです。サービスがいけてない店に出くわすと、「やっぱり○○にしておけばヨカッタ」と思う店の筆頭です。なんか、居心地いいんですよね。
何食べようかな~とメニューを眺めていたら、「アル・ケッチャーノと同じ羊ありますよ」うん?何ですと?激しく興味あります。
見せていただいたのがこちら。「ここの部分がねー、おいしいんですけど、なかなか入ってこないんですよ」松橋シェフの説明に、二人してよだれジュルルルルー。はい、メインは決定。

前菜のタコのコンフィ、サラダ仕立ては、オリーブオイルの風味とやわらか蛸の食感が、「ほっとする」フェア・ドマの味。

ワインがすすみますー!ってことで、これは空になった後ですが。フリウリ(だったけかな?)のピノグリージョ。羊にもあわせられるものを、ということでお願いしましたが、おいしいけど、これでは羊に負けそう。と→とシェフに伝えてみたら、では、赤ワインにあうバージョンに羊をモデルチェンジしましょうね。ってことで、赤白にあうバージョンの羊を出しくれることに。こういうわがまま聞いてもらえるのは、ご面倒様でしょうが、正直嬉しいです。


トマトと茸のグロッセート風スパゲティ

いよいよ来ました、羊ちゃん。こちらはいちじくを添えた白ワイン向けバージョン。羊の脂がね、香りがよくて、たまらんのです。ありがちなべったりした脂じゃなくて、噛んでてうまいんですわ。うーんまい。昔食べたフォアグラと並んで、フェア・ドマの肉料理、歴代トップ2に入りますな。

食後にはグラッパを。こちらは、ベルタで修行された?(同じ職人さんが作ったー?失念です)方が作られたというグラッパ(for相方)
私は、リモンチェッロ→ベルタのグラッパと頂いて、すっかり出来上がりました。そのせいか、お店を出た後、暴挙に出たのですが、それは、また明日にでも。
投稿者 Gina : 12:05 AM | コメント (6)
September 12, 2007
ドン・チッチョ(渋谷・青山)
会社からすんごい近いんです。徒歩5分位?ですが、予約至難ということで、今まで機会を逸しておりました。当然のごとく満席であります(さすがに2回転はしないようでしたが)
で、こうなると料理が出てくるまで時間がかかっちゃうんです。4人でうかがいましたが、1人が遅れたため、とりあえず、と料理を頼むと、「お連れの方に電話して、いつ来るかを確認していただき、次回のオーダーの時はまとめてオーダーをお願いします。」と言われてしまいました。コース形式の店なら分からなくもないのですが、このお店、周囲を見渡す限り、パスタも前菜も基本とりわけ式。どういう不都合があるんでしょうか。しかも言い方も私にはきつく感じました。
あのぉ、仕事していて遅れている人に電話して、いつ来る?とか何食べる?とか聞けると思います?この店員(とはいえ、この方を雑誌等で拝見しますから、リーダーなんだと思いますけど)のせいで、イヤな気分になりました。他の店員さんの方が親切で好感度高いです。偶然とか何気なしに言った一言だったりするんでしょうけど。こういう無邪気な悪意にふれると、こちらも(大人気全くない人なので)大声でイヤミを返してやりたくなるんですが、ご飯前ですので、ぐっと我慢です。
こういう最悪な食前酒を頂いてしまうと、お料理の評価も正当には、できないと思いますのでご参考まで。が、料理は、かじきまぐろや、イワシなどシチリアらしい食材を使ったものが並びますし、ワインもシチリアのものだけで、こだわりを感じます。名物料理だというイワシとウイキョウのカサレッチは、日本人の嗜好にあわせてか、ウイキョウがあまり効いておらず、個人的にはパンチがなくてちょっと残念。全般的には、日本人向けに食べやすくした本場っぽいシチリア料理、という印象を受けました、その分、味の印象はぼけがちかな。と。
4人でしっかり食べ、しっかり飲み(4本ワインを空けましたので1人1本)1人1万弱というのは、この界隈としては、コストパフォーマンスいいと思います。ワインは、安めのもの充実ですが、市場売価にしっかり3倍程度かけ率かかっていましたので、良心的!というのではないのが微妙は微妙。
財布を気にせず、気軽な雰囲気で、会社から近いので、再訪アリかなと思います。が、件の店員には、関わりたくないですがね。
投稿者 Gina : 11:45 PM | コメント (6)
August 27, 2007
リストランテ フィオレンツァ(京橋)
開店ほやほや、リストランテ・フィオレンツァ(京橋)
ココ・ゴローゾのシェフが、新店をオープンされたというので、早速出かけてみました。現在のところアラカルトなし、の営業のようです(21:00-のバータイムはアラカルトもあるのかもしれません)
つきだしのお米のサラダ。私が唯一苦手な野菜、きゅうりが紛れ込んでいましたので、正確な評価はできないと思うのですが、ハーブの利かせ方といい、オイルのなじみ具合といい、好みでおいしかったです。我が家で半ば伝説化しているフィレンツェで食べたファロのサラダを思い起こさせてくれました。
そうそうこちらのお店の名前は、中世のフィレンツェの呼称です。この名前からも想像がつく通り、ざっとみた限りトスカーナの山の料理が多いようです。ココ・ゴローゾの時もそうでしたけど、他ではみない料理があったり、メディチ風なんて名前がつけられていたり、興味をそそられる料理が多いです。

さて、前菜、パスタ、セコンド、ドルチェは、チョイス可能です。前菜には、海の幸のゼリーよせ、パプリカのムース添えをチョイスしました。フレンチのようなこちらのお料理、かなりのボリュームです。

パスタは、2種の盛り合わせ(2人以上であれば、好きなパスタを選び、事前にとりわけてもらうことができます)を。どちらもおいしかったのだけど、特に左側の、ポルチーニのピチは、表面がとろけた感じの麺といい、肉とポルチーニの旨みギュッな濃い目のソースといい、最高です!
最近、胃弱傾向が顕著になりつつある、私、この時点で結構お腹いっぱいです。こちらのお料理は、どれも男前な、といいますか、イタリアなみのしっかりボリューム。が、今だ道半ば、メインへと続きます。

メインは羊ちゃん。トスカーナらしい赤をということでお願いしたこの日のワイン。パスタにもあうし、メインにもあうし、ゴクゴクと。
大満足のディナーとあいなりました。お見送りに出てきてくださった橋本シェフに、感想を求められ、とても素直に「とってもおいしかったです!ココ・ゴローゾよりはるかに。」と言ってしまったのですが、これについては、相方から店を出た後、お叱りが。「はるかにとか、そういうの余計なのでは。シェフもむっちゃひいてたで」えっ、そそそそ、そうなのか。でも、ココ・ゴローゾは、価格帯もだいぶ違うし、それに何より、ぐっとおいしいと思ったのだもん!!!!が、ちと反省。
ということで、何となく次が行きづらい感じではありますが、とてもおいしかったし、トスカーナくさいというか、とってもイタリアらしい味わいだったので、ぜひまた(変装でもして)訪問したいと思います。
投稿者 Gina : 11:42 PM | コメント (6) | トラックバック
July 19, 2007
La Gradisca(ラ・グラディスカ)で記念日ランチ(西麻布)
7月15日は、我が家の結婚記念日です。結婚3周年のお祝いにうかがったのが、堀江シェフのいらっしゃるLa Gradisca(ラ・グラディスカ)。当初は7月15日に予約をいれていましたが、台風来襲のため、行けるかどうか不安になり前日に16日のランチに振り替えてもらいました。予約の際から、「トスカーナ料理をぜひ盛り込んで欲しい」などと色々と我がままをお願いしての訪問だったので、「注文の多い客だ」と思われているだろうなと、不安になりながら行ってきました。
サービス担当のYさんに、「あら、Ginaさん夫妻だったんですか!」と驚かれながらお出迎えされました。(まぁ、うちの名字はとってもありふれてますからね)個室スペースに案内していただき、「あ、とっても明るい!」
台風一過の東京の街は、晴天に恵まれていました。天井が高い分、地下深いわけで、いつもというわけではないそうですが、お天気が本当にいい日には窓からは外光がさすんですね。なんだかめでたい感じです。
ピエモンテのイメージが強い堀江シェフですが、トスカーナの海沿いの町であるヴィアレッジョでも修行経験があり、魚介料理もお得