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July 26, 2009
海のエジプト展で沈んだ古代都市を旅する
パシフィコ横浜で開催されている海のエジプト展に行ってきました。夏休みなので混雑しているかなと思いましたが、朝早めに到着したのと、事前にチケットを購入していったので(前売り券ではありませんが、PCで購入しました)、並ばずに入ることができました。(7/26の朝10:00時点の混雑状況。チケット売り場は短いながらも行列が出来ていました)
<展示概要>
8世紀ごろ、地震により海中に沈んだカノープス、ヘラクレイオン、アレクサンドリアという3つの古代都市。海底遺跡から発掘された出土品をメインに展示。
その他、バーチャル体験シアターや、古代エジプトの香りを復元した体験型コーナーもあります。
場内は写真撮影禁止ですが、ビジュアルがないと、イメージが伝わらないと思われますので、会場で売られていた海洋堂製作、海のエジプト展公式カプセルフィギュアの写真とともにお伝えします。(大人買いしましたので、笑)
第一の都市 カノープス(Canopus)
セラピス神(冥界の神オシリスと、聖牛アピスに、ゼウスなどギリシアの神々もミックスされて生まれた医術の神様)をまつる大神殿があった巡礼の町、同時に歓楽の町でもあったらしい。

各種エジプト展でおなじみ、ミイラの内臓を納めるカノープス壷は、このオシリス・カノープス壷と形が似ていたことからその名前がつけられたそうです。50ヘー(古い?) >
ここのゾーンでの最大の見ものは、デカンの祠堂。最初に屋根が見つかり(ルーブル所蔵)、200年後に下部が発見されたそうです。外周に描かれた星暦と、中央部のライオンが、個人的にかなりお気に入り。
第二の都市 ヘラクレイオン(Haracleion)
エジプトの貿易港、関税によって随分と儲けていたんでしょう、発掘品が先ほどのイラクリオンより質・規模ともに大きいのが分かります。
ここには、文字通り、海のエジプト展最大の見もの、5mもの巨像が三体並んで展示されています(ファラオ、王妃、ハピ神)

王妃像はひきあてられませんでしたー!残念! >
巨像も素晴らしいですが、もっとオススメなのは、2つのステラ(石版)特に、表面が丸ごと砂の中に埋もれていたというネクタネポ1世のステラは、完全な保存状態で、今作られたばかりかというくらいヒエログリフがクリアに残っていて、見ほれました。
そして、私のような酒飲みにオススメなのは、ワインの漉し器。古代のワインは自然発酵だったため、ものすごい澱だったのではないかと言われていますが、それを裏付けるかのように、澱をこすための器具がありました。初めてみました!酒飲みの根性が古代から変わらなかったことを感じさせ、妙に嬉しかったです。
そして、最後、いよいよプトレマイオス朝の都、アレクサンドリアへと展示は続いていきます。
第三の都市 アレクサンドリア
エジプト最後の王朝、プトレマイオス朝の都であったということもあり、また今回発掘されたのが、クレオパトラ7世(いわゆる一番有名なクレオパトラ)の宮殿であったとされている場所だそうで、クレオパトラ関連の展示が多くありました。

カエサルとクレオパトラの息子、カエサリオンの彫像もありました >
以上がメイン展示のご紹介です。会場はとても広く、また展示品もほとんど日本初公開ということで、見ごたえありまくり。会場をみるには、ゆうに3時間はかかります。これなら2,300円の高額入場料も納得!でした。

海中発掘の様子も再現されていました。同時に会場の至る所で、海中での撮影ビデオが流されていました。 >
上の写真は、ナイル河の神、ハピ神(実は女神ではなく男性の神様なんだそう!!)。ということで、こんなものも会場では売られていました。

昔好きだったんで、王家の紋章。もちろんイズミール王子版も買いましたよ。こちらは、香りカードです。 >
母なるナイルの女神ハピに. 御身の娘を 守らせ給え、と。だから男性の神様とはなんでやねん、ということで、今回の一番の発見は実はそこだったのかも。

ナイルビールも飲んじゃいました! >
投稿者 Gina : 08:22 PM | コメント (6)
July 21, 2009
GROMのジェラートを日本で食べる(新宿)
イタリアでも何度かお世話になったGROMが日本に上陸したというので、出かけてきました。噂にはきいていましたが、新宿丸井前で3度短く折り返したあげく、ぐるりと丸井横の地下鉄の入り口にまで行列が出来ていました。

ジェラートの前にカロリー消費すべく新宿御苑に >
行列は意外と早くすすみ、20分ほどで買うことが出来ました。行列ができるのは、オーダーが複雑(なぜかイタリア語を採用)なのと、店員さんがまだ不慣れであることが理由であるようです。(トレーニング中、と書かれたエプロンをつけた店員さんが、全体の半分位いらっしゃいました。)GROMといえば、昔ながらの銀色の蓋付容器にジェラートが入れられており、それは、単に昔懐かしいというだけではなく、衛生上も優れていると聞いたことがあります。ただ、今はとにかく行列がすごくて、蓋も開けっ放しだったり、中途半端にしか閉まっていなかったりで、効果のほどは疑問でしたが。。。。
GROMでは、Crema come una volta(かつてそうだった、昔ながらのクリームとでも訳すんでしょうか)が結構好きなのですが、残念ながらこのフレーバーは日本では提供されていないようでした。で、私の中の、「あると絶対頼んでしまうフレーバー」ピスタチオに、ヨーグルトをオーダー。

味はイタリアで食べるGROMと同じに感じました。滑らかな食感に、ところどころ素材のつぶつぶ感があり、クリームも濃厚すぎず、水っぽくなく、私にとってはちょうどいい具合。(ソルベはちょっと味が薄く感じましたが)お値段は、安くありませんが、行列がなければ、また食べにこようかな、と思いました。
GROM (アイスクリーム / 新宿三丁目、新宿)
★★★☆☆ 3.5
投稿者 Gina : 11:04 PM | コメント (8)
July 20, 2009
押上にいいワインバーが誕生 遠藤利三郎商店
アカデミー・デュ・ヴァン(ADV)の講師をされている遠藤誠氏が先月オープンされたお店に出かけてきました。
遠藤先生のサーベラージュはADVのパーティーの定番
店内はかなり広く20席超あるカウンター、5卓ほどのテーブルと、半個室になったスペースがあり、まわりの棚にはワインがずらり。これらのワインは、小売価格+1000円でいただく事ができます。お料理も前菜は、1000円以下のものが主流、メインも1500円前後と価格帯を押さえてあり、いろいろと食べ比べできるのがいいです。

究極のフルーツトマト ロッソ 1個 350円

ムール貝とバジルのグラタン 880円
味付けはワインにあうように全般的に濃い目、しかしながら、ありがちな、「ただ濃くしておきました!」というのではなく、しっかりとした味の土台が感じられるのがレベルの高さを感じさせてくれます。そして野菜がおいしく、どの料理にもたっぷりと使われていること、野菜にこだわったメニューがたくさんあることも「通いたくなる」理由かもしれません。

ハモとウドのポワレ ルバーブのソース

カレイのムニエル ケッパーソース

ソムリエの方に選んでいただいたワイン。友人がこちらで飲んだオレゴンのピノノワールが美味しかったと言っていたので、同じくオレゴン・ピノを。お店で飲んで6000円でこの味わい、すごく納得。
お会計は、2人で、料理7皿、食前酒x2、カラフェx1、ボトル1本で1人9000円ほど。大満足。
唯一の欠点は分煙されているといいつつ、カウンターの一部で喫煙可能なこと。嫌煙家の方は注意が必要です。
といいつつ速攻で次の予約をいれました。楽しみです。
遠藤利三郎商店
東京都墨田区押上1-33-3
03-6657-2127
遠藤利三郎商店 (ワインバー / 押上、業平橋、曳舟)
★★★★☆ 4.0
投稿者 Gina : 11:18 AM | コメント (0)
July 06, 2009
牛肉のボルドー風でワインと相性料理のマリアージュを検証する
ワインは実学主義を唱え、実践しまくりのGinaです。本日は、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロの相性料理、牛のボルドー風を作っちゃいます。(テキスト的には牛ロースボルドー風 Entrecote Bordelaise)
いつものお肉屋さんで、半年ぶり?位に牛肉ケースの前に向かいます。ほら、やっぱり牛肉はお高いですから。で、特売になっていたヒレ肉ステーキを2枚買い求めます。事前のチェックでは、和牛は霜が多すぎて、向かないようなことが書かれていたので、ヒレにしたところが、ミソ(かもしれない)
普段は、こんなに派手に肉を買うことは、冬場のビーフシチュー以外ありませんので、買い物帰りに隣の相方の口元が、「むふふ」と嬉しそうであります。
ソースは、(1)エシャロットをバターで炒める(2)赤ワイン(二人分のソースに1本弱使用!)とブーケガルニを加え、ひたすら煮詰める(3)フォン・ド・ヴォーを加え、これまたひたすら煮詰めたら、塩・胡椒とバターを加え完了!の3ステップで、ソース ボルドレーズ完成!(ボルドー風ソース)
肉は表面だけをしっかりと焼いて、中は、マグロのお刺身状態のレアに。ワインは、こちら。マルゴー3級のシャトー・フェリエールの1994年(4,000円以下で買えました)1994年はいいビンテージではないそうなのですが、その分、十分に飲み頃で、舌触りなめらかで、バターリッチなソースとよくあっています。
いやーん、おいしい、これ、幸せだのー、とニコニコしながら、ペロリと頂きました。は、おいしいし、覚えられるし、一石二鳥です。
投稿者 Gina : 10:48 PM | コメント (4)
July 05, 2009
しぇりークラブ(銀座)
ワインスクールのY先生にすすめられるがままに、今まで行かなかったジャンルのお店に出かけるのが、最近の週末のお約束。今週出かけたのは、「世界一シェリーの品揃えのいいお店」としてギネスブックにも認定されている、「しぇりークラブ」さん。

入店すると、B3位の大きさの用紙が渡されます。そこには、お店で扱っている45種類のシェリーの銘柄と、Heavy/Light、Dry/Sweetの2軸でマッピングされたシェリーの分類が記されています。お値段はどれでも1杯945円、またリストをお店で預かってくれるので、お気に入りを見つけることに専念できます。
初心者なので、お店の方のおすすめに応じて、フィノ、アモンティリャード、オロロソとそれぞれのタイプのシェリーを頂きます。シェリーについては、今週習いたてですので(笑)タイプを考えて飲むのも初めてです。この日飲んだ中では、まろやかで熟成感のあるアモンティリャードが、好みでした。ペドロ・ヒメネスを加えた甘口のとろーりとしたシェリーもポートワインのようだ、というので、相方は気に入っていたようです。
こちらのお店がいいのは、シェリーだけでなくお料理もおいしいこと。定番のオリーブは、いろいろ(5種類位)食べ比べできるよう盛り合わせになっていますし、黒胡椒の風味が利いたスモーク牛肉といちじくのパエリアはお米が少し柔らかめで日本人好みの味でしたし、どれもこれもレストランレベルで大変満足しました。
一人でカウンターに座られて、お店の人と談笑しながら、おいしい料理とシェリーに舌鼓を打つ姿も多くみられ、愛され店オーラがでたこちらのお店、またぜひ行ってみて、お気に入りの逸品を見つけたいと思います。
しぇりークラブ (バー / 銀座、日比谷、有楽町)
★★★★☆ 4.0
投稿者 Gina : 02:45 PM | コメント (10)
July 01, 2009
フィオレンツァの必食パスタ(京橋)
不況のせい、というわけでもないのだけれどもとにかく、今はワインを飲むのに忙しく、外食頻度(特にイタリアン)は激減中。

しかしながら、「どうしても美味しいパスタが食べたい」という欲求が自分の中で膨れ上がり、夜に予定があるのに、出かけてしまいました。目的地は、京橋にある「フィオレンツァ」。半年振りの訪問です。
前菜、プリモにドルチェ、カフェとつく、Bコースをオーダー(相方は前菜orプリモにセコンドのCコース)。パラパラとワインリストをめくっているとイタリアワインの項目にSilvaner(シルヴァーナ)の文字を発見。ちょうどドイツワインを暗記中の期間だったので、すぐさまソムリエ氏に確認すると、オーストリア国境近くのアルト・アディジェにて作られているワインだということ、面白そうなので、即決。

ラベルにもD.O.C.(イタリアのワイン呼称)と、Q.b.A(ドイツのワイン呼称)が併記されていました。
色は濃い麦わらイエロー、味わいは、黄りんごのような、濃厚なフルーツ味としっかりとした酸のバランスがよく、メリハリの利いた味わいです。実はこの翌日にドイツワイン専門店を訪れ、同じシルヴァーナを使ったワインを頂いたのですが、そちらのオーナーいわく、典型的なシルヴァーナという品種は際立った特徴がないとされているそうでこの日頂いたものは、個性派だったようです。

しかして、食事の方ですが、この日は当初の目的どおり、パスタが絶品でした。鶏レバーのラグーと白ネギのパスタは、パルミジャーノがおそらく山ほど使われているのでしょう、それと半熟卵が絡み合った大変濃厚な味。そこにレバー特有の香りがくるものですから、たまりませんね(臭みではないのですが、しっかりと風味がするので、レバーが苦手な方にはつらいかも)あ、でもこれは相方のを盗み食いしただけですから、本番は↓

カルボナーラ♪隣の席の方のところに来た瞬間から漂うトリュフの香りにノックアウト。生クリームを使っていないので、味に凝縮感があり、力強いうまみがあります。これは、一食の価値アリ。大変満足してお店を後にしました。