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June 20, 2008
おいしいサービス

あるところに一人のホテルスタッフがおりました。
彼の受け持ちは、2階入り口にあるメインの扉をゲストのために開けたり、2階から4階までを通る、クラシックな格子戸式のエレベーターにゲストを載せて動かすことでした。
でも彼は他のスタッフとは違いました。客室の扉が閉まる音を注意深く聞きつけ、ゲストがエレベーターの前に来る頃には、自動的にエレベーターがあがってくるのをゲストは見つけるのでした。
とはいえ、2階にいながら、4階の客室の扉が閉まる音を聞き逃さないのは至難の業です。一度なぞは、ゲストが、4階のエレベーターの呼び出しボタンを押してから気づいたので、2階から4階まで駆け上がり、ゲストの前で、格子戸の古めかしい扉をあけたりもしたのでした。
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運動会休みを使ってカンボジア、アンコールワットに出かけておりました。2泊4日の短い滞在でしたが、観光、食、スパとぎゅっと詰め込んだ密度の濃い遊びを楽しんできました。にもかかわらず疲れがないのは、観光以外はほとんどホテルから出なかったから。雨季ならではのお得なツアーで、ラッフルズホテル(Raffles Grand Hotel D'Angkor)に安く泊まれたからなんですけど。
上の話は、実際にホテルで受けたサービスなのです。他のスタッフがそこまでしないことを見ても、ホテルの教育でそうしているわけではないことは明らかです。彼自身の考えで、その驚くべき行動をとっているんです。
駆け上がってきてくれたときには感動しました。(申し訳なさもあったけれども)と、同時に、もうちょっと自分もがんばって働こうかなと思えただけでも、今回の旅行に出かけたことは、チームビルディングをうたう運動会より、はるかに自分の仕事に有益だったと確信を持っていえるのです。
投稿者 Gina : June 20, 2008 12:57 AM
コメント
心にしみる文章です。
よーく言い聞かせます(自分に・・・!)
投稿者 こえだ : June 20, 2008 04:22 PM
こえださん、
さすが本職!
このホテルには、日本人のバトラーの方がいらして、チェックインの時に、カンボジアの日本語ミニコミ誌をくれたりとかしたんですよ。そのサービススタイルは、なんというか日本人らしい細かい気配りで、それもいいなと思いました。
が、階段駆け上がりは、度肝を抜くというか、予想外の行動すぎて、ぐっときましたね。
投稿者 Gina : June 20, 2008 09:27 PM
Ginaさん、おかえりなさい!
アンコールワット、いいですね。
初めて私も行ったのですが、遺跡にそこまで思い入れがないと思っていた自分ですが、感動してしまって、必ずまた来ると一目見た瞬間に(?!)誓っていました。
そして、ラッフルズ・・・羨ましい。シンガポールでも行ってらっしゃるんですよねぇ。
サービスへの心の入れ方はアジアならでは?ですね。
もちろん、彼がとりわけて特別だなぁとは思いますが・・・わがふりを考えてしまいます・・・反省しよぅ
(サービス業ではないんですが)
投稿者 くろーば : June 21, 2008 11:19 AM
くろーばさん、
アンコールワット、前回は乾季、今回は雨季だったのですが、観光中は雨に降られることはほとんどなく、逆にほこりのない澄んだ空気の中で、苔むした遺跡を見られて、前回とは違う感動がありました。
素晴らしい人にふれると、わが身を振り返ってしまいますよね(私も反省したクチです)反省できた自分をほめてあげようと(甘すぎ?)
投稿者 Gina : June 22, 2008 10:19 AM
お帰りなさい。
ラッフルズはシェムリアップにもあるんですね。
そういうスタッフがいるというのはいいですね。
ホスピタリティを感じます。
旅行記も楽しみです。
投稿者 ヒョウちゃん : June 22, 2008 01:05 PM
ヒョウちゃん、
ラッフルズホテルは、シェムリアップにもプノンペンにもあるようです。
バーではシンガポールスリングも飲めるようでした(飲みませんでしたがね)ホスピタリティがあって、お客の顔が見えているホテルは素晴らしいですよね。普通なら、予算がいくらで○ツ星で、てな具合にホテルを選びますが、こういうサービスを受けてしまうと、次来ても絶対このホテル!となってしまいます。
投稿者 Gina : June 24, 2008 12:38 AM