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December 05, 2007

祖母の教え

hyblaheraiaさんのエントリーに影響されて、珍しく非食ネタ。
先日、帰省した折に父親が祖母の卒業証書を見せてくれた。W大の通信制の卒業証書だった。(しかも戦前)和歌山のド田舎の、私が高校生の頃でさえ、女の子には教育なんて、という風潮のまかり通っていたところで、決して裕福ではない家で育った祖母がどうして大学教育を受けようと思ったのか、今では知るすべはない。父曰く、祖母にはよく、「お金が勉強か、どちらかで迷うことがあったら必ず学をとりなさい」と教えられたらしい。

私が小学生の時に亡くなった祖母は、犬と、豆入りの薄甘い煎餅が好きな、やさしい人だった。大好きな祖母とは、楽しいお話しかした記憶がないのだけれど、私が成長しても生きていてくれたらhyblaheraiaさんのように、いろいろな話ができたのかな。

と思ったら、涙が出た。

相方は、稼ぎは・・・(たまにブログを読んでいるみたいなので直接表現は避けてみる)だが、学の道に生きている。祖母は、私の選んだ、相方を見たら喜んでくれただろうなと思う。

投稿者 Gina : December 5, 2007 09:53 PM

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コメント

その時代に女性が大学教育…、きっと私たちには分からない大変な思いをなさったことと思います。それでも周囲の意見に左右されず目的を果たされ、本当に信念のお強いお祖母さまだったのでしょうね。

投稿者 hyblaheraia : December 6, 2007 04:17 AM

よーくわかります。
私の母も、そうでした。
母は6人兄弟の長女で、母が中学の時、一番下の妹が生まれて間もなく父親(私には祖父に当たる人)が亡くなり、そりゃ貧しくて苦労したそうです。
大学へ行きたかった、と今でも涙を流す事があり、その反動か、娘二人(私と姉)にかける教育への情熱は尋常ではありませんでしたね。

夫は会社員としての人生を選択しましたが、休日にはよく関数とか何とか、やたら難しい数式を一人で解いていたりします。
一万円以上もする数学の専門書を買ってきて何時間も読んでいたりするし、理系なのに歴史全般は私よりもはるかに詳しいです。
学ぶということが好きなのでしょうねえ。
物静かで協調性が豊なので、私の両親とは勿論、従兄弟や叔父・叔母達とも仲良くやっており、いい伴侶に出会えたことに心から感謝をしています。

おばあ様、生きてらしたらきっと「二人の仲のよさ」を何よりも喜んだと思いますよ。
Ginaさんのブログを読んで私もジンときました

投稿者 こえだ : December 6, 2007 03:05 PM

hyblaheraiaさん、

調べてみると、早稲田大学は、総合大学としては日本で初めて女子学生を受け入れた大学なんだそうです。それが昭和14年だったということを考えると、戦前の田舎の貧しい家のことなので、学問を受けるという選択はなかなか困難を伴うものだったことと思います。

とかく勉学をサボリがちだった私のような人間には、(親のお陰で)ふんだんに教育が、与えられましたが、本当にそれを求める人間には、与えられなかったり、難しかったりするのですよね。

祖母と大人になってからもっと話しがしたかったです。

投稿者 : December 8, 2007 04:09 PM

こえださん、
私は、集中力がないタイプなので(飽きっぽいともいう)じっくりと勉強をしたことが基本ないのですが、勉強って面白いですよね。体を動かしたり、おいしいご飯を食べたりするのと同じくらい、ワクワクできて、はまる要素をもった娯楽だと思います。

相方の先輩が、とある高名な先生の子供さんの家庭教師をすることになった時に、言われたのが、「子供に数学の楽しさを教えてやってください」だったそうです。なかなか難しいオーダーですが、さすがの発言だなぁと感心しました。(こえださんのだんな様も共感してくれそうですね)

勉強の楽しさを教えられる教師が少なくなってきていることが、はたまた勉強の目的を、受験に置き換えている親が増えていることが、日本人の学問離れの根底にあるものなのでしょうね。

投稿者 Gina : December 8, 2007 04:10 PM

素敵なお祖母様だったのですね。
本当にもう少し長生きしてくれると良かったのに。

でも稼ぎは・・・でも(そこのところは、よく分かりませんが)
自分の好きな道をしっかりと進む、一本芯の通った旦那様を見たら、
絶対に喜ぶと思いますよ。

私は、適当に勉強して、適当に好きなことをして生きてきたので、
(特に学生時代は、いい加減な勉強ぶりでしたから)
学費や、生活費の仕送りをしてくれた両親には、本当に申し訳なかったと今頃思っています。

でも、学問というほどではないにせよ、
学びたい、という気持ちがあれば、いつでも学べるのだと、
このごろ思っています。
豊かな精神生活のためにも、ボケ防止の為にも、
頭はつかわなくちゃ、ですね。

投稿者 ぐら姐 : December 8, 2007 07:47 PM

ぐら姐さん
相方は、なかなか学の道で苦労しているようですが、自分で選んだ道だから、という満足感は、なんとなくサラリーマンの私よりはきっとあるだろうと思います。

うちの父親は、定年後、もともと好きだった歴史熱が、えらく盛り上がり、学校に通ったりもしているようです。
記憶力は、もちろん若い頃には及ばないのでしょうが、好きなものについて、知識を得、自分なりの解釈をするというのは、何より楽しいですよね。

さて、私の万年幼稚園児、イタリア語も目標を決めて、もうちょっと努力しないと、です。

投稿者 Gina : December 14, 2007 10:43 PM

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