イタリアの世界遺産(13)
シラクーザとパンタリカの岩壁墓地遺跡(2005登録)

Ginaが今まで訪れた国の世界遺産へのアクセス方法、ガイドを写真とともに紹介します。(アクセス方法については、ホームページ作成時に最新の情報を集めて掲載しています。Gina的感想については、訪問当時に管理人Ginaが受けた印象ですので、状態等現在は異なる可能性があります。)
イタリアへのアクセス:アリタリア航空、日本航空がミラノ、ローマへの直行便を就航している。その他ヨーロッパ、アジア各地からの経由便、または鉄道、バス、フェリーなどさまざまな方法での隣国からのアクセスが可能である。
→旅行記 2007真夏のシチリアを旅するもどうぞ!

アクセス:シラクサへは、カターニャ空港から直接バスが出ているほか、イタリア国鉄でのアクセスが可能。本数は少ないが、パレルモからの直通バスもあります。

ガイド:(UNESCOの世界遺産HPの解説をもとに、情報を付加しています):シチリア南東部に残るギリシア・ローマ時代の遺産であるシラクーザとパンタリカ、二つの遺跡群が、2005年に世界遺産に登録されました。パンタリカのネクロポリスは、紀元7-13世紀の間に作られた5000以上の岩窟墓地が残る遺跡です。また、このエリアには、アナクトロン(王子の宮殿)の跡に代表されるビザンチン時代の遺跡が残っています。.

もう一つの古代シラクサは、紀元8世紀に、コリンソスから来た(ギリシア・ペロポネソス半島)ギリシア人達によって建設されたオルティージャ島を起源としています。この街は、キケロが、全てのギリシア都市の中で最も偉大で、美しいと称えた町でもあります。ここには、後に大聖堂に改築された、アテネ神殿、ギリシアスタイルの劇場、そしてローマスタイルの闘技場、砦などが残っています。ビザンチン、アラブ人、ノルマン王朝、アラゴン家など激変の歴史をたどったシチリアにおいても、これらの遺跡はよくその姿をとどめ、シラクサは、三千年にわたる地中海文明の発展をつまびらかにしているのです。

Gina的感想(訪問年2007シラクーサのみ):シラクーサといえば、古代史好きにはこたえられない名前の一つではないかと思う。アルキメーデに、第一次ポエニ戦争の引き金をひいたとも言われる僭主ヒエロン(ちなみにこの二人は親戚)など、古代地中海史に名前を残す都市。シラクーザ(イタリア語だと最後のザは濁る)発祥の地、オルティージャ島に滞在して、島内を散策した。岬上にせり出したオルティージャ島は、見晴らしがよく、町を守るには好都合だったに違いない。現在は、アポロ神殿跡、パピルスが自生するアレトゥーザの泉なども古代の要素と、その土台の上に作られたバロック都市が、うまく調和しており、散歩していて飽きることがない。

歴史公園では、「これぞギリシア」という劇場が、眺められる(それも地中海を遠望できる特等席だ)。このエリアは観光客でにぎわっているのだが、オルティージャ島の狭い路地は、のんびりと散歩できるので、個人的にはぜひこちらに時間を割いていただきたい。

アレトゥーサの泉(生い茂っているのはパピルス)

オルティージャ島にて

 ネアポリスの王の耳

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