思い出を笑う-イタリアの旅(1995.9.19-10.15)

9/27:フィレンツェ

早起きしてミケランジェロ広場に。歩くとかなりの距離である。くたくたになりながら坂道を登り広場に到着。まだみやげものの露店も準備をしているところで、観光客の姿もほとんどない。眼下にはフィレンツェの街が広がる。いわゆる、フィレンツェといえばかならず使われる風景である。

バスに乗って中央駅に行く。切符は1時間乗り放題なので、駅で乗りついで、ドゥオモまで行く。ホテルで朝食をとってピッティ宮殿に向かう。

 今では考えられないのだが、ホテルの朝食(パンとコーヒーの簡素なもの。当時は気に入っていたようだが)を飛ばすのがもったいないと思っていたらしく、わざわざ大幅に遠回りして、中央駅まで向かい、そこからホテルに戻り、再びミケランジェロ広場と同じアルノ川左岸のピッティ宮殿に行ったのだ。時間があった学生時代だからやったことだなぁ。贅沢やー。

小椅子の聖母、想像どおり、いや想像以上に美しい。彼女に会うためにフィレンツェに来たのだと思えるほどである。イエスとマリアの何と言う優しそうで優美な顔だおるか。鮮やかな色使い。ずっとこの絵の世界に浸っていたい気がする。

壁画に、4つの時代、黄金の時代、銀の時代(狩りをしている)、銅の時代(争いを始めている)、鉄の時代(暴力が支配し、人々が嘆く時代)が描かれている。我々が生きる現代は鉄の時代ということなのだそうだ。もはや黄金の時代には戻る術もないようだ。

黄金の時代


バルジェロ国立博物館で、ミケランジェロの彫刻に感動し、ヴェッキオ宮殿で係員のおっちゃんの蛍光色の眼鏡に驚き、サン・カルミネ教会へ。礼拝堂内の絵画はアダムとイブの話をはじめ人間の罪をテーマとしたものが多くて、反省させられる。そして天井には聖母子の絵と、まさにもう祈るしかない!状態である。

ピッティ宮殿で見た絵といい、サン・カルミネ教会のフレスコといい、この日は自分の身を振り返る一日だった。それまでイタリアでバスにただのりしていたのも、反省したようだ(笑)

ヴェッキオ宮殿の500人広間


ボボリ庭園、この頃にはもう既にへとへと。

『今日のご飯』

フィレンツェ名物、Tボーンステーキと牛スネのトマト煮込みオーソブッコを食べる。おいしかった(って毎日言ってるけど)当時はまだ狂牛病なんてのもなかったけど、一時狂牛病の影響でTボーンステーキは大打撃をうけたらしい。.

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