9/21:ローマ
(バチカン)
実はこの日の日記は博物館で見た美術品の数々の感想および、非常にくさーいセリフのオンパレードになっていて、人様に公開できないようなものがテンコモリなのである。よって管理人判断により大幅削除の憂き目にあっている(笑)
ホテル近くのバールでコルネットとカプチーノの朝食。1,300リラは安い!しかもカプチーノはめちゃうま!
この日の朝食はイタリア滞在中最も安いと感じた。甘いペストリー系のパンとカプチーノで当時のレートで約90円。面白かったのはテルミニ駅に近づくにつれバールの値段が上がっていったこと。
博物館からみたサン・ピエトロのドーム
図書館に。聖書が展示されている。昔の本は贅沢品であり、豪華である。これらの華麗さに感心するとともに、本をいうのは、それを見て何かを感じるのではなく、読んで頭で考えて、楽しむものであるから現代のシンプルではあるが、誰の手にも入る方がよいのではないかと思う。しかし、昔からそのようなシステムであれば、今自分はこの素晴らしい本をここで見ることはなかったわけだから複雑な気分である。一体文化とは何なのか。階級社会であったころは、貧しい人々は生活に苦しむ一方、特権階級に属する僧職や貴族などは芸術家を援助し、素晴らしい作品を後世に残す素地を作った。しかし万人が一定レベルの生活を保証されるようになった現在はミケランジェロのような天才は生まれない。何が一体文化なのか、人にとって文化とは何なのか。
旅をすると誰でも詩人になります。それはやっぱりいつもと気分が違うから。でもここまでくると、一人妄想強すぎなのでは、と自分で自分がちょっとサブクなります。自問自答多すぎでしょ!みたいな。
バチカンの図書館、天井がきれい
あれやこれやで時間はあっという間にすぎ、17:00頃サン・ピエトロに。一歩足を踏み入れた瞬間、目を見張り、その静寂さに鳥肌がたった。礼拝の時間のようで、パイプオルガンの音が流れていた。前方では司祭がリードし、人々はひざまづき、祈りを捧げていた。
私は不思議な感動にとらわれていた。体から魂が半分脱け出してしまったような気分でお祈りの歌をきいていた。ただ静かに。言葉もわからぬ司祭の声は流れるように心地よく、そして。。。
以下恥ずかしすぎて省略。完全に観光地化された京都のお寺とは違って一大観光地としての面と祈りの場としての両方の面を持ち合わせているバチカン。純粋な祈りの場にめぐり合ったのはこの時が初めてだったので本当に感動した。この瞬間、キリスト教徒に改宗しようかという思いにすら囚われたのだ。歴代の旅行の中でもこの瞬間が感動マックス値であることは間違いない。
美しき祈りの集まる場所
『今日のワイン』
バチカン博物館内のセルフサービスレストランで飲んだ安ワイン。紙パックに入っているのが珍しくて友達と赤・白両方トレイにいれたのだが、これが激まず。この銘柄、たまに日本の安いレストランでお目にかかることがあるが、一体どういう味覚でこのワインを選んでいるのか問いただしたいものだ。