思い出を笑う-イタリアの旅(1995.9.19-10.15)

9/19:ローマ

(空港-テルミニ-ローマ)

テルミニ駅行きの電車に乗る、全席一等だけあって座席はかなりゆったり&ふかふか。しかし窓ガラスは曇っているし、ドアや車体もなんだか古臭い。座席配列は2-1でオープンサロン形式になっている。4人で旅するには丁度いい感じだ。

車窓には糸杉や、昔のれんがの家があらわれては過ぎ去っていく。みんな日記をつけている(私もだが)でももっと窓の外に目を向けるほうがいいと思う。私は少し日記をつけるのをひかえよう。大切なものを見逃さないように。

 最後のセリフが我ながらクサイ。この時は、確か日記を必死でみんなつけるわ、とっかえひっかえ人が書いた日記を見るわでだーれもローマの景色を見てなかったのだな。日記はつけはじめるとそれに縛られて"ハマル"のだ。

コロッセオはマジで感動した

テルミニ駅で荷物を預け、コロッセオに。地下鉄の駅を出るとすぐ目の前にコロッセオ。その迫力にため息。中に入って再び感激。コロッセオの最下層は平らな床ではなく立体迷路のようになっている。ここで剣闘士や猛獣達はどうやって戦ったのだろうか?空が青い。どこまでもぬけていくような空の色だ。古代ローマ人達もこんなに美しい空を見ることができるのならここで残忍なショーを見たりする必要はないのに。

コロッセオ内部だけでフィルムを1本使い終わった。残ったのは似たような写真ばかり

昼食はCavour通りのValentinoに。コックらしい太ったおじさんと給仕のおじさんがいかす!私が食べたのはトマトソースのスパゲティ、レバーのローマ風(チーズをかけるとおいしい)、トマトサラダ、洋ナシと赤ワイン。カラフェに入って出てきたが味はイマイチ。これで2万リラは安い!帰り際おじさんと記念撮影。とても楽しい食事となった。

 いわゆるツーリストメニューという。安いセットメニューなのだ。かなりお得な値段設定なのだがどこに行ってもスパゲティ・ポモドーロ(トマトソース)なのが難点だ。

食事の後はValentinoの近くのジェラテリアで、デザートタイム。チョコチップを食べる。コーンからあふれでてくるばかりのボリュームだ。

フォロ・ロマーノに。ここは紀元7世紀頃からローマの政治の中心だったところである。人々は近くのパラティーノの丘から通勤していた。一見してみると思ったほど広くないと思われる。しかし歩いてみると実は奥の方にもかなり敷地が広がっていた。建物は今は全て一部しか残っていないが、昔はどうなっていたのだろうかと考えるとローマの力の偉大さが伝わってくる。

フォロ・ロマーノ、Tempio di Antonino e Fausutina

かなりくたくたになりながら宿に。予約の再確認をしなかったために部屋が1つしかないといわれる。6時にマネージャーが来るから話をしろとのことだ。部屋にはベッドが3つしかない。

 当時は安宿もきちんと予約をしていた。ただあまりにも早くに予約をしていた上にリコンファームをしなかったので、2部屋予約したのに1部屋にされてしまっていた。それ以降しばらくはそれがトラウマとなり、宿の予約をするのが億劫になったり、リコンファームしまくったりとなった。旅もこの頃は超初心者級で毎日がドキドキの連続だったね。

ヴィラ・ジュリア博物館に行った後、宿に戻ってみると、3つあったベッドのうち1つが二段ベッドになっていた。どこからともなく二段ベッドの上を持ってきてくれたらしい。これで無事一人1つずつベッドを獲得した。

 これには本当に驚いた。戻ってくるまではじゃんけんして負けたヤツはベッド半分と思っていたのだが、素晴らしいことができるものだと、これまた海外でなくても驚いただろうに"イタリアすごし!"と思ったのだ。

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