思い出を笑う-イタリアの旅(1995.9.19-10.15)

9/28:フィレンツェ-ボローニャ

6時起床。荷物のパッキングをして手紙を書くとあっという間に時間が過ぎた。駅に向かう。ドゥオモの前を通って別れを告げる。フィレンツェに別れをつげるようで何だかとてもしみじみとして涙が出そうになる。

ささいなことで短気をおこし、ボローニャまでの列車は一人で座ることになった。YとN子はフィレンツェからベネツィアに向かい一足先に帰国する。ここでいったんお別れなのにあほな私だ。ボローニャまでの列車はベネツィア経由ウィーン行きの国際列車。一人で席について外を見ているとこのままウィーンに行ってしまおうかなぁという気になってきた。

 フィレンツェで思ったように感動がなかったことに落胆し、この後イタリア旅行を続ける自信がなくなっていたのだ。ウィーンに行けば気分も変わるかと思ったのだが、何の準備もしてないしなぁということでとりあえずイタリア旅行を続行することにしたんだっけ。


国立博物館に、ボローニャ派をはじめとする絵画が多く飾られているのだが、なかなか「これ!」と思える絵がない。ラファエロの絵もあったのだが、そんなに良い絵だとは思えなかった。本当にラファエロの絵なのか?との疑問すら感じてしまう。フィレンツェで素晴らしい絵画を見すぎたかな〜。

昼食はボローニャ大学のメンザに。欲張ってたくさん料理をとりすぎて、レジのおばさんに、10,000リラもかかるわよ!と言われる。しかし、パン、サラダ、生ハム、パイ、ポテト、パスタ、デザート、ジュースで10,750リラとは安い。しかも結構美味しかった。

腹ごなしもすんだし、ボローニャ大学の見学を、と思うが部外者がいていいものかどうかも分からないので、早々に退散する。

法学部生だったGinaはボローニャ大学に来て妙に感激していた


アシネッリの塔や、エンツァ王宮殿など一通りボローニャの観光名所を巡るが、修復中で入れなかったり、あんまり楽しくない。またしてもウィーンに行っておけばよかったかなぁ、という気になってくる。

未完成の教会、完成していればそうとう立派だっただろうとは思うのだが。。。

『今日のご飯』

ボローニャといえば食の都。トラットリアのテラス席で食べたボローニャ風カツレツのおいしさといったらなかった。ミラノ風カツレツは日本のイタリア料理屋さんでもよく見かけるのだが、なぜかボローニャ風カツレツは見かけたことがない。私の中で伝説と化しているボローニャ風カツレツ、いつかまた食べたいものである。見所自体はたいしたことなかったボローニャだが、このカツレツのためだけにでも行ってよかったー!なのである。

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