My Travel in Morocco
2007-2008 モロッコ旅行記
フェズのすばらしい宿、Dar Roumana

フェズの宿は、ロンプラの著者がすすめているDar Roumanaにしました。理由は、「メディナ一眺めがいいことを謳う宿は多いが、ここがその中でも一番」と絶賛されていたから。アメリカ人夫妻がオーナーなので、働いている人たちも、皆、英語が通じる(モロッコで初めて!)のも、フランス語に疲れていた私には、快適に感じました。そう思う人は多いのか、同じ時期に泊まっていたのは、オーストラリア人の家族、アメリカ人の女性、イギリス人とバングラデシュ人のカップル、と国は違えど、見事に英語圏の人たちばかり。

とっぷりと日も暮れた中、迎えに来てもらい、どこがどこかも分からない状態で、宿に到着しました。外観は、ただ象牙色のそっけない壁があるばかり、周囲に店もないような場所で、どうなんだろう、と一瞬不安になりましたが、中に入って、「うわぁ!」思わず声が出ました。

メクネスで見た、王の寵臣の館であったジャメイ博物館など目じゃない位、高い天井に、ムカルナス装飾がびっしりと施された中庭は、贅沢そのもの。部屋も同じです、2階の高さまである部屋の扉にもムカルナス装飾で飾られ、床や壁にはタイル、絨毯。猫足のバスタブ。。。二人で寝そべることのできるソファ。ふわぁー、すばらしいです。

もともとはオリーブを扱う商人の館だったのを、オーナー夫妻が買い取り、3年以上かけて(まだ完全には修復が終わっていないそうですが)修復したのだそうです。修復の様子は、アルバムに記録されており、宿泊者は自由に閲覧することができます。オーナーは、投資銀行でバリバリと働いていた、Jennifer。そう聞くと、金持ちが、リタイア後に悠々と異国の地で宿経営と、思ってしまうのですが、実際は、荒れ果てた屋敷に住み込み、剥離したタイルや扉を、装飾をひとつひとつ直していったようで、かなり時間と労力のかかる作業だということが素人目にもよく分かりました。

こちらの宿は、旅行者が必要とする情報や、もののツボをよくおさえていて、部屋に備え付けの案内には、一般的な情報の他にも、メディナ内で最もオススメのハマムや、レストラン、バー情報、はたまたメディナを歩く際にオススメの本などまでが、詳しく書かれていて重宝しました。

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