マヤ文明との邂逅-メキシコ
(2005.4.29-5.8)

パレンケ遺跡

そんなちょっと不思議な体験を経て、気分がマヤンな感じになったところで、パレンケの遺跡へ。チチェン・イツァー、ウシュマルとは違って周囲の木の高さが高く、また発掘部分が広くないため、遺跡に立つとジャングルがせまってくるような威圧感を受ける。パレンケ遺跡の紹介の際に「密林に眠る〜」というキャッチフレーズが枕詞として必ず使われるのも納得なのだ。

ずらりと神殿が並ぶ

エントランスから木々の間を抜けると、宮殿や、多くの神殿が目に入ってくる。一つ一つの建造物はチチェン・イツァーやウシュマルと比べてそう大きいわけではない。が、各々が隣接しずらりとならぶ神殿の一群、また明るい石灰質の土壌を持つユカタン半島とは地質が違うのだろう、煤けた色の建築物が、ドラマチックな印象を与える。「いままで見てきた遺跡の中ではここが一番好き!!」

天体観測に使われたとされている

碑銘の神殿内のパカル王の墓は残念ながら現在は非公開。遺跡保護のために仕方ないのかもしれないが、いろんなところが登頂禁止になっていたりする。こんなに見れない場所が増えるのならもっと早くにきておくべきだったのかもしれない。と残念に思う。

メインルートから外れた山の中にも神殿はいくつもあり(XXT号神殿、XXV神殿、という風にナンバーしかふられていない)レリーフが飾られていたり、復元されていたりする。パレンケの博物館に展示されていた地図によると現在公開されている遺跡部分は、当時のごくごく限られた一部分にしかすぎないようである。

遺跡見学を終え、コレクティーボで博物館に。メキシコシティの大博物館を見た後であれば、大したことないと思ったかもしれないのだが、こちらがメキシコでの博物館第一号なので、頭飾りやレリーフを興味深く見学する。中でも古代中国の文官にしか見えないような、面長で一重まぶたの人物像などは、古代に二つの離れた文明同士が何か関係があったのではないか、などと想像をかきたててくれる。

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