祈りの姿
翌朝、最後ののぞみをかけてシーギリヤロックへと向かうがやはりまだ閉鎖中だという。がっくりである。あきらめてアヌラダープラに。
ウェッサクのシーズンは仏教古跡の多く残るアヌラダープラなどの古い街へは巡礼者が増えるらしい。道路沿いには巡礼者の人々をもてなす食事や宿を供する場所が設けられている。目印となるように大きな五色の旗を人々が振って巡礼者に合図をしているのである。子供達が旗を右へ左へと全身を使って大きく振りながら道行く車に一生懸命合図をおくる姿が街のそこら中でみられた。こういった様子からもこの国の人々の信仰深さがうかがいしれる。
イスルムニヤ精舎
イスルムニヤ精舎に。大きな岩とそこに彫られた石窟が目印になっている。大きな岩はスリーパーダにある仏足跡とその風景を模した丘がある。スリーパーダまで行けない人々のために、ここに同じような場所を作り祈りの場としたのだという。また併設の展示室にはここには有名な恋人の像(スリランカの英雄、サーリヤ王子と恋人アソカマーラの像とされる)、王族の像がある。
石窟に彫られた嵐の神パルジャニヤと火の神アグニ
続いて巨大な白い大塔、ルワンウェリ・サーヤ大塔に。巡礼者の数が多く、近くに車をとめる場所もない。どうにかギリギリ1台駐車できるスペースを見つけ(それでも遠かったが)大塔に。巡礼者の列に混じり、仏堂にお参りし、塔を一周する。塔の基壇には、大きな象がずらりと並び、ちょうど象の上に塔がのっかったような形になっている。
願いをこめて
一生懸命何かを願う人々の姿、それは大塔の近くにあるアヌラダープラの信仰の中心、菩提樹(スリー・マハー菩提樹)でより実感することができた。スリランカ最初の仏教王である、デーワナンピヤ・ティッサ王の治世(ミヒンタレーのページ参照してねん)に、マヒンダの妹が仏陀が悟りをひらいたブッダガヤーの菩提樹から枝分けしてここに植えられた由緒正しい聖なる菩提樹なのだ。
置ききれないろうそくが地面にもあふれていた
白い巡礼の衣装を着て地面にすわり全身を投げ出して祈りを捧げる巡礼者達。その数、半端ではない、場が彼らの熱気で独特な雰囲気をかもしだしている。
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子供達もお祈り(左)、普段は有料のお供えのお花も無料で配られていた