中国北京紀行
(2004.11.20-11.23)

京劇鑑賞

京劇に。昨年同様、伝統的なせり出し舞台で京劇が楽しめる「湖広会館」に。今日の演目は「拾玉(金蜀)」と「盗仙草」。両作品とも京劇の演目としては割合と有名なものらしいのだが、昨年は「覇王別姫」と「鬧天宮(西遊記)」という日本人にとって馴染みのある作品だっただけにそれに比べるとややマイナーである。

趣のある湖広会館の劇場

「拾玉(金蜀)」ストーリー

孫玉嬌というかわいらしい娘がおりました。彼女の家の前を傳朋という若者が通りかかって、彼女に一目ぼれ。彼女もにくからず傳朋のことを思っているはずなのに恥ずかしがって家の中に逃げ込んでしまいます。傳朋は、わざと玉の腕輪を彼女の家の前に落とします。玉嬌は、拾おうか拾わまいか、悩んだ挙句、腕輪を拾います。その光景を劉おばあさんが見ていて、玉嬌をからかう、というお話。


ストーリーメインのお話なので表情豊か

見所の一つは、玉嬌の登場シーン。刺繍をしたり、鳥を追いかけたり、少女らしいかわいらしさを表情と全身を使って表現。もう一つは、おばあさんと少女のやりとり、少女をからかうおばあさんと、少女のやりとりは、言葉が分からなくてもゼスチャーだけで、雰囲気が伝わってきて、思わず笑ってしまう。

玉嬌と傳朋

「盗仙草」ストーリー

「白蛇伝」というお話の中の一幕。白蛇の化身、白素貞が、危篤の夫、許仙を救うために崑崙山の霊芝を採りに行くというお話。(そもそも夫が危篤になった理由は、妻が蛇の化身であることを知って激しく驚いたからだったりするのだが)崑崙山では、そこを守る神鶴童と鹿童と激しく戦うが、最後には南極仙翁(=七福神の寿老人のこと)に助けられて無事霊芝を持ち帰る、というお話。

アクションが見ごたえあります

霊芝を守る神鶴童と鹿童との戦いが見もの。かなりアクロバティックでこちらは言葉いらず。昨年のような感動ものではなかったものの、楽しめました。

なかなか美しい役者さんです


北京で観る京劇情報
(1)伝統的な舞台で京劇を観られる湖広会館
雰囲気のある舞台が魅力の湖広会館。昼の部は地元の人向けの通好みの演目。夜(19:30〜)は京劇初心者の観光客にも楽しめる演目になっている。値段は席によっていろいろだが、舞台前の席は270元ほど。下記ホームページで公演スケジュールが調べられる。
湖廣会館ホームページ:http://www.beijinghuguang.com.cn/

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