ピエンツァそぞろ歩き
朝のアルコールはよく回る。ほろ酔い気分になったところで、ピエンツァの街をそぞろ歩き。どこをどう歩いても、見知った道にすぐ出てしまう、だから逆に迷子になる心配なくきままに歩くことができるのは、とても楽しい。観光客が買い求めるのだろうか、通りの店にはパスタや腸詰、トマトソースの缶詰や、はたまたフレッシュきのこや、ハーブといった生ものを取り扱う食料品店が並ぶ。どれもこれも美味しそうで目移りしてしまう。こんな新鮮な食材を使って料理するのだもの、旨いはずである。
チーズと腸詰がなんとも美味しそう!
広場に面したピッコロミニ宮殿に。ここはガイドに連れられて案内をしてもらう。チケット売り場で15分ほどまってガイドツアーがスタート。私の他にはイタリア人カップルが二組。イタリア語は分かる?んー、ほとんど分からない。と告げるとチケット売り場のおじさんどこへやら消えてお姉さんを連れて戻ってきた。彼女は英語のガイドだよ、ということで、お姉さんに連れられてイタリア語ツアーとは別に館内をまわることになった。ピッコロミニ家は、2代の法王を出した名家で、第5回十字軍に出兵したことを誇りとして(ってのがなんとも中世らしい)家紋にトルコを表すクロワッサン型の三日月と十字をあしらっている。ちょっと前まで当主がいたらしいのだが、跡継ぎができず、この宮殿を含む資産を街に寄付したらしい。
なにげない民家もとっても可愛らしい
小さな街だが、法王を含む歴代当主によって築かれ、守られてきた世界遺産の美しい街を住民はとても誇りに思っているのだとガイドのお姉さんの口ぶりからうかがい知ることができた。丹念な説明と、途中、テラスからのトスカーナの美しい風景を堪能し、ツアーは1h強で終了。もっとも、私がきれーと思った風景は、お姉さんいわく、今日は霧がかかってるからイマイチとのこと。晴れの日はさぞかしもっときれいなのだろう。
奥に見えるのはドゥオモの鐘楼
パノラマ通りでぼけーっと景色をみながら時を過ごす。ふぅー、なんかいい気持ちだなぁ。モンテプルチャーノへのバスの時間をチェックするが、夕方まではバスはなさそうだ。仕方なくバールでタクシーを読んでもらう。待ち時間にホットミルクを頼むと、マシーンでスチームされた、牛乳がでてきた。こまかぁーい泡が表面にたっていて、飲むとふわーっとミルクの香りが広がって、おいしい。カプチーノづかれをしてる胃にも優しい味だ。