ワインの里を訪ねて:フィレンツェ(2003.20-25)

クーポラへの遠き道

ドゥオモのクーポラへ。入り口の貼り紙に「心臓の弱い方は登らないことを強くおすすめします」との文字が。これがどうも気になる。別に私は心臓は弱くはないのに不思議なこともあるもんだ。いざ500段の階段を登ってフィレンツェの街を一望するぞーと足を踏み出す。三分の一位登ったところから息があがりはじめる。ぜぇーっ、ぜぇーっ。体力がないことにかけてはいささか自信のある身だが、これはやばい。狭い階段内で歩みを止めることもできず、階段途中の踊り場状になったところで、しばし休憩。暑いし、全然息はあがったままだし、うわっ、このまま死んじゃったりしないよねー?と不安になる。そんな生命の危機をこんなところで感じているヤツがいるなんて、思いも寄らない、観光客が私を横目にどんどん階段をのぼっていく。

クーポラからはフィレンツェの町が一望できるのです

そこで待てよ、と考えた。わし、酒飲んでるやん。体力ない癖に酒飲んで階段なんか登ってる場合ちゃうやん。と気づく。うーむ、やばいなぁ。しかしこのまま降りるというのも悔しいのでぜぇぜぇーはーはー、息を切らして休憩しては、上に到着。

命からがら辿り着いたクーポラにて

死ぬ気で到着したクーポラから見るフィレンツェの街はとてもきれい。。。であるのだが、とりあえずは座る場所探し。どうにか空いてる椅子を発見して着席。ようやく心静かにフィレンツェの町を眺めることができる。クーポラには日本人観光客も当然たくさんいた。みな、ここに竹之内がいたらなー(冷静と情熱のあいだね)とかわいわいと言いながらそれでも赤い屋根に囲まれたフィレンツェの街の俯瞰を楽しんでいる様子。最高だったのは、日本人の親子連れ。はしゃぐ母親をよそに、「ていうか、僕もう降りたいんですけど。」とクールに意思表示をする小学生の男の子。親の趣味で連れてきても本人が興味なければ、確かにつまらんやろなぁーと思いつつ、冷静に母親につっこむ男の子がなんとも面白かった。

教会で献灯

夕食はお腹が空いていなかったこともあり、Cafe Ameriniでパニーニとワインの簡単な食事。明日は早起きすることだし、早めに就寝。

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