最後に:素晴らしきサービスの数々
その後は、再びラッフルズホテルに戻り、ピックアップの時間までロビーにあるライターズバー(Writer's Bar)で、お酒を飲んで時間を潰す。
そして20:00、ピックアップのバスに乗ってみると、おそらくは17:20からつれまわされていたであろうツアーの面々が乗っていた。さよならショッピングが1時間、ということだったが、2時間くらいデューティーフリーにいたんだろうなーと思うとやっぱり集合時間といい、ショッピング時間といいパンフレットとちょっと違うんでない?という疑惑もめばえた。でもまぁ、自分は逃れたのだからよしとしようっと。ということで、無事帰国。ほとんどホテルで過ごして、だらだらしていた旅はあっという間に終わったのでした。
このおつまみのピーナツがまたうまい
最後にラッフルズのサービスの質の高さを実感した実例をご紹介したいと思います。
1. ティフィンルームでの朝食はバイキング方式なのですが、座席を立つとすぐにウェイターがやってきて、おきっぱなしになっているナプキンをきちんとたたんで、座席の肘掛に戻しておいてくれます。
映画のセットみたいな内装
2. マハラジャスタイルのドアマン、かっこいいですね。彼らは4人いて6時間交代らしいのですが、2mに届きそうな長身の方や、恰幅のよい中年の方などみな、服装が決まっていてついつい写真に撮りたくなります。もちろん、基本はドアマンとして、車で到着、または送迎を依頼するゲストのサービスのためにいるのですが、その合間にお願いすると快く撮影に応じてくれます。またその際も、ドアの前など、背景が決まるところまで移動してポーズを決めてくれます。
雰囲気あるー!ドアマン
3. バトラーはチップを受け取りません。最終日、部屋で書いたハガキの投函をお願いしようとバトラーの方を呼びました。チップも込みで2枚で5ドル札を払おうとしたところ、ちょっと待ってください、とどこかへ電話をかけました。彼女はわざわざ日本までのエアメール料金を調べてくれ、きっちりのお金しか受け取らなかったのでした。
ホテルは、「RESIDENTS ONLY」と書かれた鍵を持つ宿泊客だけが利用できる出入り口があります
ロビーに写真を撮りにきただけの観光客にも、「写真おとりしましょうか?」とさっと申し出ることができる親切さは、サービスという感じではなくとても自然な行為にうつり、ここで働く人々は、みんな心の優しい人なんだなーと見ていて感心してしまうのだった。全てのサービスが、欧米の威圧感ある丁寧さではなくて、なめらかさを感じさせるアジアのもてなしを感じさせるもので、ほんとうにくつろげる。ここ(ラッフルズ)に来た人すべてに笑顔で帰ってもらいたい、そう思ってくれてそうな、見事なサービスなのである。
ドアにたてかけられた小さな木の枝。これで客の在室状況を確認し、すばやくサービスを行います
正直私はこのサービスには参ってしまった。観光名所としてあまりにも有名になりすぎて「ちょっと。。。」と敬遠する方もいらっしゃるかもしれませんが、滞在客のプライベートを完全に保とうとする姿勢と、そうはいっても観光地として訪問客にも満足してもらえるだけのサービスの両方を提供できるラッフルズホテルはやはり偉大です。いつかまた来たい、絶対来たい!そう思ってしまったのだった。(できればその時には、中庭に面したパームコートスイートに滞在したいけど、先立つものが。。。笑)
(ラッフルズホテル滞在記 完)