遺跡三昧の旅-カンボジア(2002.12.31-2003.1.5)

旅のきっかけ(ちょっと長め)

親子喧々諤々(けんけんがくがくね)イラン旅行から帰国した翌日、お正月を一緒に過ごしたいという親の意向をよそに、「10日間も一緒だったんだからお正月は別でもいいでしょ!」と宣言して、人生初、お正月を海外で過ごすことになった。目的地はカンボジア。誰しも一度は訪れたいと願う天上の楽園、アンコール・ワットがその目的地だ。イラン行きのフライトを予約した9月半ばに、イラン行きとほぼ同時に、シェムリアップ行きの航空券のキャンセル待ちをいれたものの、イラン出発の1週間前になっても、予約が入らない。悩んだ結果、ええーい、ままよ、とばかりに勢いでベトナム航空のビジネスクラスでシェムリアップ行きのチケットを予約することにした。年末の航空券が高い時期にあたっていたので、エコノミーでも15万円弱、ビジネスなら、20万円なので、プラス5万円は仕方ないと腹をくくったわけだ。社会人は辛い。

「2003 カンボジア旅行記」
1. 旅のきっかけ(このページ)
2. 初日の出をアンコールワットで
3. 南大門から遺跡三昧の旅スタート
4 頭くらくらバイヨン
5 王宮まわり
制作中

12/30にエミレーツ航空にて関空に到着、3時間ばかり関空で時間をつぶし、羽田空港経由で家に到着したのは、23:00頃。スーツケースから冬物を取り出し、今度はカンボジア用の夏物をどどっとパッキング。ふぅー、やれやれ、これで明日は成田だ。いくら旅行好きとは言え、こんなペースで旅行してていいんだろうか、という疑問もよぎる中、ともかくさっさと寝ようということで就寝。疲れた。

成田空港のさくらラウンジで、出発前のひとときを過ごす。ソファーを占領して、だらだらとしていると、近くにさらさらとした日本人形のような髪をしたきれいな女性が一人、座って本を読んでいる。おおーっ、やっぱりラウンジ使用客たるもの、こういうのが本流なんだろうなぁ、とお世辞にもきれいな格好をしているとは言えない自分の姿をふりかえって反省する。

他のラウンジ使用客観察を十分に楽しんで、搭乗開始(悪趣味)。ベトナム航空の成田-ホーチミン線は、ビジネスクラスも含め、ほぼ満席。おっと、あのラウンジで見かけた美しいご婦人もいるではないか、とその隣に座っているご主人に目が止まる。サングラスをかけているが、俳優のIさんだ!おおー、俳優さんの奥様であったのか、なるほど、かの人のきれいさに妙に納得。ちなみに、Iさんといえば某宇宙もののアニメの声優をされていたことでも有名だが、個人的にはNHKの海のシルクロードのナレーターが印象に残っている。結構好きな俳優さんなので、見れてラッキー(ミーハーだもんで)

さてはてベトナム航空のサービスに失望しつつ、(機内誌がシートポケットにセットされてないわ、お願いしても持ってきてくれないわ、結構散々だった。)広い座席には満足して、ホーチミンに到着。シェムリアップ行きのフライト待ちの間、タンソンニャット空港内をぶらぶら。驚いたのが、空港が大改装されていたこと。GWに来たときは、前々からある薄暗い怪しげなベトナムの物産をうるお店と、チョコレートや化粧品を売る小型のDuty Free Shop、そしてぱっとしない喫茶店がある程度だったのだが、インターネットカフェ併設(これが嬉しい)のセルフ形式の明るいカフェ、こじゃれたおみやげ屋さんができており、しかもまだまだ新しい店が作られていそうな感じだった。ベトナムを訪れる観光客の数は順調に伸びているらしいので、その結果がこういうところにも表れているのだろう。

ひとしきり新しいお店に感動し、ネットもした後でラウンジに向かう。するとしばらくして、I夫妻がまたやってきた。私の隣のブロックのソファーに座った。と私が食べていたフォーをさして、Iさんが、「それは何ですか?」と聞いた。およっ!芸能人に話しかけられた。しかしここで素人ミーハー根性丸出しで喜びを顔に出さないように注意しつつ、「フォーっていうベトナムの麺なんですよ。インスタントですけど、お願いすれば作ってもらえますよ」と答えるとそれがきっかけで話をすることになった。彼らもシェムリアップに行くらしく、どういう遺跡をまわるかひとしきり話をする。

そうして2時間ほどのトランジット時間はあっという間にすぎ、シェムリアップ行きのフライトに搭乗する。日没と、メコン河を眼下に見ながら、シェムリアップに。ライトアップされた遺跡が見えたりするんじゃないかと、期待していたが、空港周りは人家の明かりもなく、薄暗い。I夫妻に別れを告げて、宿泊するサクラビレッジの送迎車に乗る。

サクラビレッジは、2001年にオープンしたばかりで、建物も新しく快適。クーラーもがんがん効くのが暑がりには嬉しい。宿にインターネットもあるし、なかなか気に入った。夕食をホテルでとってゆっくり就寝。こうして、2002年の年越しをシェムリアップですごしたのでした。

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