旅のきっかけ社会人1年目のGWは研修中でどこにもいけなかったものの2年目、3年目は同期の仲良しY嬢と遠くに旅行しました。(その時の旅行の様子は、ちょっと豪華にナイルの旅,素晴らしき遺跡でどうぞ!)4年目にあたる昨年も12月末からGWのプランをたてはじめ、航空券の予約もすませてあとはGWを待つばかりだったのでした。しかし2月、タクシー運転手の間で密かに"不夜城"と呼ばれているうちの会社の中でも最も忙しい部署の一つに転属を命じられY嬢に謝り、なくなくチケットをキャンセルしたのでした。そして5年目になった今年、Y嬢と昨年のリベンジを誓いつつもやはりGW中に立会いの必要な仕事があり、通しで休めるのは6日程度となりました。
で、安いチケットが見つかったのと、ボディボード大好きなY嬢の強い勧めもありバリ島にお出かけすることにしました。ただ不安だったのは周りの人の意見。"あまりよくなかった"という人と"すごくよかった"という2派に明確に分かれていて、おまけに好印象を持った人というのはいわゆる高級ホテルで滞在型の旅をしてホテルの外にはほとんど出ないような人達。私のような町歩き派が楽しめるのかどうか一抹の不安を覚えながらの出発となりました。
『2002バリ島旅行記目次』
1.旅のきっかけ(このページ)
2.いざブサキ寺院へ
3.金払わずして観光なし
4.風にふかれて
5.美しきかなバリ!
6.日本人って
7.そんな自分が嫌い
8.今宵もバリ舞踊
9.とろけるバリ
10.とろけきっちゃうバリ
11.バリ舞踊って最高!
12.ボロブドゥールへ
13.また来るしかないね
14.ブランバナンへ
15.さよならジョグジャ&バリ島
成田発のガルーダ航空は、定刻どおりの17:10にグラライ空港に到着した。タクシーに乗り込んでウブドを目指すが、空港前の道路は大渋滞。ウブドで行われるティルタ・サリの公演は、19:30から。間に合うかどうかちょっと不安になってくる。
その一方で空はいわゆるマジックタイム、茜色と黄金色がまじった空の色は本当に美しい。そして今日はフルムーン。渋滞にはまっている間にも月面はひかりはじめどんどん輝きを増していく。そして空港の近くにも関わらずどこからともなくただよってくる稲穂の匂い。"バリ島好きになるかもしれないな"という予感を感じた旅のスタート。
結局ホテルに到着したのは19:30を過ぎてから。フロントの男性にティルタ・サリについて聞くと車で送迎をしてくれるとのこと。荷物をおいて、いそいで会場へ。途中からであったが、素晴らしい踊りを堪能して宿泊しているアグン・ラカバンガローと同経営のレストラン"ベベッ・ブンギル"で遅い夕食をとり(ホテルの宿泊者は飲食代が10%オフになる)ホテルに戻った。
アグン・ラカバンガローはその名の通りバンガロースタイルのホテルで広い敷地内に20数棟のバンガローが建てられている。今日泊まるのは一番安いバンガローだ。1階は、お風呂とリビングになっていて2階に寝室がある。寝室はちょっと手狭だが、天蓋付のベッドには蚊帳がかけられていて雰囲気はよいかんじだ。
バンガローにて
毎度のことだがY嬢は準備が遅いので先にお風呂をつかうことにする。お風呂は半露天になっており、壁がわりの垣根と星をみながらのんびりとお風呂にはいれるようになっている。が、疲れていたのでシャワーだけにすることにする。湯船には木の葉やなんかが落ちていて、"露天だからしかたないか"と思って流そうとすると突然木の葉(らしきもの)が動いた!
裸眼で何も見えないのでめがねを慌ててかけてみてみると、「カ、カエルだぁ!ぎょえぇーぇー」
私は何が嫌いって動物の中ではカエルが一番嫌いなのだ。恐怖におののきながらハダカで半露天の風呂場を逃げ惑う。そんな私をよそにカエルはのそのそと湯船から這いあがり、茂みにきえていった。
自然溢れるこのホテルのよさを肌で実感した一瞬だった。(あーっ、恐かった)