バロックとお菓子の街 モディカ
翌日は、ラグーサ近郊のバロックの街、モディカに向かう。早起きして、ラグーサ駅前のバスターミナルまで歩き、バスを待つ。ほぼ定刻どおりにモディカ行きの青いバスは到着。
手持ちのガイドブックにはモディカの地図がないため、まずはインフォメーションに向かう。中には若い女の子が2人。英語をかろうじて話せるのは1人だけ。が、日本人が珍しいらしく、東京からきたのだとか、Ragusaに泊まっているだとか一通りのお約束の会話を交わす。地図をもらい、1日でモディカを楽しむにはどこに行くべきだ、とか丁寧に説明までしてもらい、街歩きにいざ出発。
モディカは、歩き方には載っていないくらい(ミシュランにはばっちり説明あり)の街なので、田舎の小さい街なのかと思いきや、なんのなんの、メインストリートであるCorso Umberto通りには車がばんばん走る中規模の都市だ。(人口52,000人、ちなみにGinaの生まれ育った街は2万人弱の田舎町だから私にしては大都会)
Ragusa同様1693年の大地震でそれまでの街が、一夜にして破壊されたそうだ。(またその後も大洪水に襲われ町全体が大被害をこうむった。)地震前のモディカの町は、お城(The castle)を中心として、人々の大半は現在の町の周辺にある石灰岩をくりぬいて作った洞窟住居に住んでいたんだ。それが、今ではバロック様式の家が立ち並ぶ、美しい街に生まれ変わったんだから、(当時の人には申し訳ないけれども)、これは、地震のお陰だといえるだろう。
街の目抜き通りCorso Umberto通りから見あげるCastle.
まずは、San Giorgio教会へ。Umberto通りからどこからともなく登ると教会前の階段にでる。300段ほどの階段を上ると美しいファサードをもつSan Giorgioの入り口に立つ。
モディカの象徴 San Giorgio教会
装飾の施されたファサード、青空をバックにするときれい!
中は、白大理石を基調として、彫刻が施されていて、静謐な印象を受ける。人気のない教会内は、静まりかえっており、石の持つ冷たさとあいまって心が落ち着く。