素晴らしき遺跡-シリア・ヨルダン(2000.4)

モスクワでトランジット

モスクワに到着したのは夜もすっかりふけてから。日本からモスクワの旅行社にコンタクトをとってロシアホテルを予約していた。空港からホテルに向かうタクシーの中で目にするのはヴィトンなどのブランドが立ち並ぶ華やかな町の光景(店はすでに閉まっていたのだが)。冷戦時代の物不足に悩むロシアのイメージしかなかった(やばい?)私は、モスクワがこんな都会だとはしらずすっかり驚いてしまった。

ロシアホテルは巨大なホテルで外観は武骨な社会主義っぽい建物だ。予約時に10ドルの差だったので改装済みの部屋を予約していた。案内されたのは目の前にライトアップされたクリムリンが見えるきれいな部屋だった。Y嬢も"贅沢は言わないからこれくらいの部屋にずっと泊まりたかったんだよ〜"とご満足の様子。

パルナスを思い出す、そんな私は関西人

翌朝チェックアウトしてクリムリンを目指す。ホテルの目の前にあるのだが入り口が反対側にあるために結構遠い。5月のモスクワは快適そのもの。よく手入れのされた緑地にはチューリップをはじめ花々が咲き乱れ、空は快晴。うーんっ、気持ちのよい1日だ♪

5月のモスクワは天気もよく美しい

本当はクリムリンでオルロフのダイヤを見たかったのだが一般人にはチケットを買うのは難しいらしく断念。その他の武器庫や宝物庫を見学する。異常なまでにウエストの細いエカテリーナ2世のドレスにY嬢と二人で感嘆する。ウエストを締め付けたとしても大人の女性のウエストがこんなに細くなるんだろうか。はーっ、すごい!

なんともいえない味わい

クリムリン内には寺院がいくつかある。それぞれ美しいイコンが飾られ、西欧の教会とは趣を異にしている。なんというのだろうか、ちょっと陰鬱な、というのか、シックというのかやっぱりどこかイタリアなんかの白大理石で作られた教会と比べるとオリエンタルな印象を受けるんだと思う。

1日のモスクワトランジットを終え、無事帰国した。小さい頃からの憧れの場所にいけた喜びはやはりいつもながら格別だ。しかし20代の今からこんなにバテバテだと将来の旅が心配だ。

(素晴らしき遺跡-シリア・ヨルダン おわり)
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