ダマスカス、そして帰国の途へ
翌日バスにのってダマスカスへ。ターミナルに到着してまずは宿さがし。ダマスカスは都会なのだが、砂埃のせいか、なんだか町全体がくすんでみえる。中級ホテルを何軒かまわるが、どうもY嬢のお気にめすホテルは見つからない。体力がなくて清潔さには無頓着な私は「もうどこでもいいから早く決めたい」と思うのだが。結局中級ホテルではそうきれいなところはないと悟ったY嬢が無事(?)あきらめてくれ、1軒のホテルに落ち着くことになった。ただ水周りがきれいじゃないらしくシャワーはあびれん、とぶつぶつ言っている。
何はともあれあまり時間がないので町にでかける。まずは腹ごしらえ。トルコなどでもよく見かけるような鳥の丸焼きが何個も大きな串刺しになってロースター内をぐるぐるまわっているようなお店に入る。人気のある店なのか店内は混雑している。ただ客の回転が速いのですぐに席につくことができた。女性はどうも持ちかえりにするのが基本らしく、カウンターしかない店内にいるのはおじさんばかり。またじろじろと無遠慮な視線を浴びつつ、食事をすることになった。味の濃い(日本のブロイラーなぞとは味の違う)ぱりぱりにやけた鶏肉ににんにくマヨネーズ風のソースをつけて食べると、「んーっっ、んんまい!」最初は多いかと思った肉もあれよあれよと減ってしまい、食べきってしまった。
旧市街へ。メインストリートはアーケードになっており、田舎の商店街といった雰囲気。甘そうなお菓子や、派手な下着、化粧品などから、お土産用の刺繍・金細工の店など様々なものを売る店が並ぶ。お店を冷やかしながら歩くのは楽しい。
夕食は、旧市街内の店内に小さな噴水のあるレストランへ。内装はいたって豪華。(味は忘れた)
ねずみ女
翌日、ウマイヤドモスクへ。中に入るには女性はフードつきの長い外套のようなものを借りて入場する必要がある。モスク入り口近くにある外国人女性用のレンタル場所行って借りるのだが狭い場所に灰ねずみ色の匂いのしそうな外套もどき(怖くてかがなかったが)がずらっとかけられており、無造作に係員からその中の1つを手渡される。
モスクを出たあと斜め向かいにあるサラディン廟へ。こじんまりした廟内はとりたてて見るものもなく、ひっそりとした雰囲気。小さな中庭に腰掛けていると日本人の男性に声をかけられた。彼は、カイロ在住の新聞記者で、レバノン情勢の取材のためダマスカス入しているのだそうだ。移動手段を確保する間のひとときをこうしてダマスカス観光をして過ごしているのだそうだ。昨年の我々のエジプト旅行の話しなどしつつ彼と一緒に近くのチャイハネに向かう。チャイハネでは水たばこが吸える。彼にすすめられて我々も挑戦してみることにする。実は私はたばこを吸ったことがない&苦手なため最初は難色を示していたのだがいわゆるたばことは全く違う感じだといわれて吸って見る。いろいろな味があるらしいのだが、ほんのりとりんごの味がして、タバコ独特のなんともいえない匂いはしない。